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平成20年第2回定例会(第2日目 2月25日)

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  1. 柏崎市議会 2008-02-25
    平成20年第2回定例会(第2日目 2月25日)


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    平成20年第2回定例会(第2日目 2月25日)                  目        次  開 議 時 刻 …………………………………………………………………………  6  日 程 第 1 …………………………………………………………………………  6  日 程 第 2 …………………………………………………………………………  6  日 程 第 3 …………………………………………………………………………  6  日 程 第 4 …………………………………………………………………………  6  日 程 第 5 …………………………………………………………………………  6  日 程 第 6 …………………………………………………………………………  7  日 程 第 7 …………………………………………………………………………  8  日 程 第 8 ………………………………………………………………………… 10  日 程 第 9 ………………………………………………………………………… 10  日 程 第10 ………………………………………………………………………… 10  日 程 第11 ………………………………………………………………………… 10  日 程 第12 ………………………………………………………………………… 12  日 程 第13 ………………………………………………………………………… 12  日 程 第14 ………………………………………………………………………… 12  日 程 第15 ………………………………………………………………………… 12  日 程 第16 ………………………………………………………………………… 12  日 程 第17 ………………………………………………………………………… 14
     日 程 第18 ………………………………………………………………………… 14  日 程 第19 ………………………………………………………………………… 14  日 程 第20 ………………………………………………………………………… 15  日 程 第21 ………………………………………………………………………… 25  日 程 第22 ………………………………………………………………………… 53  日 程 第23 ………………………………………………………………………… 53  日 程 第24 ………………………………………………………………………… 53  日 程 第25 ………………………………………………………………………… 53  日 程 第26 ………………………………………………………………………… 53  日 程 第27 ………………………………………………………………………… 53  日 程 第28 ………………………………………………………………………… 53  日 程 第29 ………………………………………………………………………… 53  日 程 第30 ………………………………………………………………………… 53  日 程 第31 ………………………………………………………………………… 53  日 程 第32 ………………………………………………………………………… 53  日 程 第33 ………………………………………………………………………… 53  日 程 第34 ………………………………………………………………………… 70  日 程 第35 ………………………………………………………………………… 70  日 程 第36 ………………………………………………………………………… 70  日 程 第37 ………………………………………………………………………… 70  日 程 第38 ………………………………………………………………………… 70  日 程 第39 ………………………………………………………………………… 70  日 程 第40 ………………………………………………………………………… 70  日 程 第41 ………………………………………………………………………… 70  日 程 第42 ………………………………………………………………………… 70  日 程 第43 ………………………………………………………………………… 70  日 程 第44 ………………………………………………………………………… 70  日 程 第45 ………………………………………………………………………… 70  日 程 第46 ………………………………………………………………………… 70  日 程 第47 ………………………………………………………………………… 70  日 程 第48 ………………………………………………………………………… 70  日 程 第49 ………………………………………………………………………… 70  日 程 第50 ………………………………………………………………………… 70  日 程 第51 ………………………………………………………………………… 70  日 程 第52 ………………………………………………………………………… 70  日 程 第53 ………………………………………………………………………… 70  散 会 時 刻 ………………………………………………………………………… 74  委員会審査報告書………………………………………………………………………… 74  署 名 議 員 ………………………………………………………………………… 77            平成20年第2回柏崎市議会定例会会議録 ───────────────────────────────────────             平成20年 2月25日(月)第2日目 ───────────────────────────────────────                 議事日程第2号             平成20年 2月25日午前10時開議 第 1        会議録署名議員の指名 第 2(議第13号) 土地開発基金条例の一部を改正する条例 第 3(議第14号) 公共施設管理基金条例を廃止する条例 第 4(議第15号) 電源立地地域整備基金条例 第 5(議第16号) 地区集会施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 第 6(議第17号) 介護保険条例の一部を改正する条例 第 7(議第 3号) 平成19年度一般会計補正予算(第12号) 第 8(議第 4号) 平成19年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号) 第 9(議第 5号) 平成19年度老人保健特別会計補正予算(第4号) 第10(議第 6号) 平成19年度介護保険特別会計補正予算(第3号) 第11(議第 7号) 平成19年度新潟県立こども自然王国管理運営事業特別会計補正            予算(第3号) 第12(議第 8号) 平成19年度土地取得事業特別会計補正予算(第1号) 第13(議第 9号) 平成19年度ガス事業会計補正予算(第5号) 第14(議第10号) 平成19年度水道事業会計補正予算(第5号) 第15(議第11号) 平成19年度公共下水道事業会計補正予算(第6号) 第16(議第12号) 平成19年度農業集落排水事業会計補正予算(第5号) 第17(議第18号) 契約の締結について(ごみ処理場本煙突建設工事) 第18(議第19号) 契約の締結について(柏崎市陸上競技場災害復旧工事) 第19(議第50号) 財産の取得について(移動通信用無線通信設備) 第20        市長の施政方針演説 第21(議第20号) 平成20年度一般会計予算 第22(議第21号) 平成20年度国民健康保険事業特別会計予算 第23(議第22号) 平成20年度老人保健特別会計予算 第24(議第23号) 平成20年度後期高齢者医療特別会計予算 第25(議第24号) 平成20年度介護保険特別会計予算 第26(議第25号) 平成20年度新潟県立こども自然王国管理運営事業特別会計予算 第27(議第26号) 平成20年度土地取得事業特別会計予算 第28(議第27号) 平成20年度墓園事業特別会計予算 第29(議第28号) 平成20年度ガス事業会計予算 第30(議第29号) 平成20年度水道事業会計予算 第31(議第30号) 平成20年度工業用水道事業会計予算 第32(議第31号) 平成20年度公共下水道事業会計予算 第33(議第32号) 平成20年度農業集落排水事業会計予算 第34(議第33号) 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 第35(議第34号) 職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例 第36(議第35号) 市民会館設置及び管理に関する条例を廃止する条例 第37(議第36号) 税条例の一部を改正する条例 第38(議第37号) 使用済核燃料税条例の一部を改正する条例 第39(議第38号) 手数料条例の一部を改正する条例 第40(議第39号) 国民健康保険条例の一部を改正する条例 第41(議第40号) 国民健康保険税条例の一部を改正する条例 第42(議第41号) 国民健康保険給付等準備基金条例の一部を改正する条例 第43(議第42号) 休日急患診療所設置及び管理に関する条例及び診療所の使用料及            び手数料条例の一部を改正する条例 第44(議第43号) 後期高齢者医療に関する条例 第45(議第44号) ものづくり活性化センター設置及び管理に関する条例 第46(議第45号) 体育施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 第47(議第46号) 市営住宅条例の一部を改正する条例 第48(議第47号) 新潟県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減            少及び規約変更について 第49(議第48号) 公の施設の指定管理者の指定について(大田コミュニティセンタ            ー及び二田コミュニティセンター
    第50(議第49号) 市道路線の認定について 第51(議第51号) 特別職の給与に関する条例の一部を改正する条例 第52(議第52号) 監査委員条例の一部を改正する条例 第53(議第53号) 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 ─────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件 議事日程に同じ ─────────────────────────────────────── 出席議員(29人)                  議 長(15番)霜   田       彰                  副議長( 4番)中   村   明   臣  1番 片   山   康   夫     2番 宮   崎   孝   司  3番 持   田   繁   義     5番 入   沢   徳   明  6番 村   田   幸 多 朗     7番 砂   塚   定   広  8番 星   野   正   仁     9番 加   藤   武   男 10番 佐   藤   敏   彦    11番 池   田   千 賀 子 12番 飯   塚   寿   之    13番 吉   川   英   二 14番 斎   木   裕   司    16番 若   井   洋   一 17番 笠   原   浩   栄    18番 高   橋   新   一 19番 矢   部   忠   夫    21番 本   間   厚   幸 22番 若   井   恵   子    23番 真   貝   維   義 24番 野   中   栄   司    25番 吉   野   芳   章 26番 荒   城   彦   一    27番 三 井 田   孝   欧 28番 五 十 嵐   直   樹    29番 梅   沢       明 30番 丸   山   敏   彦 ─────────────────────────────────────── 欠席議員(1人) 20番 遠   藤       清 ─────────────────────────────────────── 欠  員(なし) ─────────────────────────────────────── 職務のため議場に出席した事務局職員 事務局長代理  阿  部  忠  夫  庶務係長    池  田  廣  文 議事調査係主査 伊  比  寿美恵   庶務係主任   飯  田  登美子 ─────────────────────────────────────── 説明のため出席した者     市   長            会 田   洋     副 市 長            若 山 正 樹     収 入 役            伊 藤 要 一     総合企画部長           山 田 哲 治     財務部長             村 木 正 博     市民生活部長           山 田 信 行     危機管理監            田 村 史 朗     復興管理監            細 貝 和 司     福祉保健部長           近 藤 清 信     産業振興部長           北 原   恵     都市整備部長           須 田 信 之     人事課長             高 橋 敏 郎     秘書広報課長           赤 川 道 夫     企画政策課長           本 間 敏 博     財政課長             長 井 武 彦     税務課長             山 崎 達一郎     防災・原子力課長         須 田 幹 一     復興支援室長           白 川 信 彦     クリーン推進課長         戸 澤 高 雄     介護高齢課長           高 橋 正 樹     国保医療課長           金 子 民 男     元気支援課長           霜 田 直 幸     観光交流課長代理         遠 藤 一 弘     商工振興課長           山 田   秀     農林水産課長           内 山   均     都市整備課長           伊 藤   学     建築住宅課長           朝 賀 治 雄     高柳町事務所長          中 村 和 成     西山町事務所長          滝 沢 茂 義     ガス水道局長           品 田 正 樹     ガス水道局経営企画課長      清 水 紀 彦     消防長              大 島   修     教育長              小 林 和 徳     教育次長             歌 代 俊 樹     教育委員会教育総務課長      遠 山 和 博 ───────────────────────────────────────                午前10時00分 開議 ○議長(霜田 彰)  ただいまから、本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員数は28人です。  欠席届は、遠藤 清議員、遅参届は、吉野芳章議員です。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第 1 会議録署名議員の指名 ○議長(霜田 彰)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、飯塚寿之議員及び丸山敏彦議員を指名します。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第 2(議第13号) 土地開発基金条例の一部を改正する条例 日程第 3(議第14号) 公共施設管理基金条例を廃止する条例 日程第 4(議第15号) 電源立地地域整備基金条例 日程第 5(議第16号) 地区集会施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(霜田 彰)  日程第2 土地開発基金条例の一部を改正する条例から日程第5 地区集会施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例までの4案を一括議題とします。  お諮りします。  本4案に対する委員長の報告は、会議規則第39条第3項の規定により、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、本4案に対する委員長の報告は、省略することに決定しました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。
     討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  最初に、議第13号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第13号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第14号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第14号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第15号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第15号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第16号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第16号は、原案のとおり可決しました。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第 6(議第17号) 介護保険条例の一部を改正する条例 ○議長(霜田 彰)  日程第6 介護保険条例の一部を改正する条例を議題とします。  お諮りします。  本案に対する委員長の報告は、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、本案に対する委員長の報告は、省略することに決定しました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  これより議第17号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第17号は、原案のとおり可決しました。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第 7(議第 3号) 平成19年度一般会計補正予算(第12号) ○議長(霜田 彰)  日程第7 平成19年度一般会計補正予算(第12号)を議題とします。  常任委員長の報告を求めます。  最初に、総務常任委員長、矢部忠夫議員。 ○総務常任委員長(矢部忠夫)  おはようございます。  総務常任委員会の審査報告をいたします。  付託を受けた事件、議第3号のうち付託部分について、本委員会の審査の経過及び結果を報告いたします。  本案は審査の過程において、市民生活部及び消防本部所管部分では、ごみ処理に係る自治体間の協定の有無と減額となった理由、合併処理浄化槽の普及状況、防火水槽及び消火栓整備の減額と今後の整備の見通し、震災家屋の解体処理の期限の取り扱いなどについて、総合企画部及び財務部所管部分では、携帯電話基地局整備事業の減額と事業内容、市町村民税や固定資産税の減額の内容、市債の繰上償還の取り組みなどについて、質疑や意見がありました。  本案は討論なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上です。 ○議長(霜田 彰)  次に、厚生常任委員長、入沢徳明議員。 ○厚生常任委員長(入沢徳明)  おはようございます。  厚生常任委員会の審査報告をいたします。  付託を受けた事件、議第3号のうち付託部分について、本委員会の審査の経過及び結果を報告します。  本案は審査の過程において、老人保健事業の基本健康診査・がん検診の受診者人数が減少した理由、医師確保対策事業の手ごたえ、医師確保に向けた取り組み、地域介護・福祉空間整備事業の小規模多機能型居宅介護施設設置の公募に対する状況、高齢者予防接種事業が増額になった理由、接種人数などについて、質疑・意見がありました。  本案は討論なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上です。 ○議長(霜田 彰)  次に、文教経済常任委員長、飯塚寿之議員。 ○文教経済常任委員長(飯塚寿之)  おはようございます。  文教経済常任委員会の審査報告をいたします。  付託を受けた事件、議第3号のうち付託部分について、本委員会の審査の経過及び結果を報告いたします。  本案は審査の過程において、産業振興部所管部分では、新潟県中越沖地震対策被災住宅復興資金貸付金の減額と融資の対応、農業関係の災害復旧の状況と農作業への影響の有無、国営土地改良事業における市野新田ダムの進捗状況、農業関係の災害査定の現状と対応などについて、教育委員会所管部分では、給食運搬業務委託料が減額できた理由、小・中学校の災害復旧の状況、佐藤池野球場の災害復旧の対応の変更理由、子供のための義援金活用事業の内容などについて、質疑・意見がありましたが、討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案どおり可決すべきものと決しました。  以上でございます。 ○議長(霜田 彰)  次に、建設企業常任委員長、五十嵐直樹議員。 ○建設企業常任委員長(五十嵐直樹)  おはようございます。  建設企業常任委員会の審査報告をいたします。  付託を受けた事件、議第3号のうち付託部分について、本委員会の審査の経過及び結果を報告いたします。  本案は審査の過程において、罹災者公営住宅一般公営住宅整備事業での入居者数の見込み及び再建に向けてのアンケート調査状況、また、健全化計画との関連、被災者住宅再建相談窓口業務の状況と市内建築業者の修繕、改築等への対応状況、災害査定で対象外となった箇所の復旧工事の対応、柏崎・夢の森公園維持管理基金利子積立金の内容、除雪車の購入台数などについて、質疑・意見がありました。  本案は討論なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上であります。 ○議長(霜田 彰)  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。  最初に、総務常任委員長の報告について。
                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  次に、厚生常任委員長の報告について。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  次に、文教経済常任委員長の報告について。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  次に、建設企業常任委員長の報告について。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  これより議第3号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第3号は、原案のとおり可決しました。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第 8(議第 4号) 平成19年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号) 日程第 9(議第 5号) 平成19年度老人保健特別会計補正予算(第4号) 日程第10(議第 6号) 平成19年度介護保険特別会計補正予算(第3号) 日程第11(議第 7号) 平成19年度新潟県立こども自然王国管理運営事業特別会計              補正予算(第3号) ○議長(霜田 彰)  日程第8 平成19年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)から日程第11 平成19年度新潟県立こども自然王国管理運営事業特別会計補正予算(第3号)までの4案を一括議題とします。  お諮りします。  本4案に対する委員長の報告は、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、本4案に対する委員長の報告は、省略することに決定しました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  採決は1件ごとに行います。  最初に、議第4号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第4号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第5号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第5号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第6号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第6号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第7号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第7号は、原案のとおり可決しました。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第12(議第 8号) 平成19年度土地取得事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(霜田 彰)  日程第12 平成19年度土地取得事業特別会計補正予算(第1号)を議題とします。  本案に対する委員長の報告は、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、本案に対する委員長の報告は、省略することに決定しました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  これより議第8号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第8号は、原案のとおり可決しました。
            ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第13(議第 9号) 平成19年度ガス事業会計補正予算(第5号) 日程第14(議第10号) 平成19年度水道事業会計補正予算(第5号) 日程第15(議第11号) 平成19年度公共下水道事業会計補正予算(第6号) 日程第16(議第12号) 平成19年度農業集落排水事業会計補正予算(第5号) ○議長(霜田 彰)  日程第13 平成19年度ガス事業会計補正予算(第5号)から日程第16 平成19年度農業集落排水事業会計補正予算(第5号)の4案を一括議題とします。  お諮りします。  本4案に対する委員長の報告は、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、本4案に対する委員長の報告は、省略することに決定しました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  採決は1件ごとに行います。  最初に、議第9号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第9号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第10号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第10号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第11号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第11号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第12号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第12号は、原案のとおり可決しました。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第17(議第18号) 契約の締結について(ごみ処理場本煙突建設工事) 日程第18(議第19号) 契約の締結について(柏崎市陸上競技場災害復旧工事) ○議長(霜田 彰)  日程第17 契約の締結について(ごみ処理場本煙突建設工事)及び日程第18 契約の締結について(柏崎市陸上競技場災害復旧工事)の2件を一括議題とします。  お諮りします。  本2件については、委員長の報告を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は、省略することに決定しました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  最初に、議第18号を採決します。  本件に対する委員長の報告は、原案可決です。  本件は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第18号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第19号を採決します。  本件に対する委員長の報告は、原案可決です。  本件は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第19号は、原案のとおり可決しました。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第19(議第50号) 財産の取得について(移動通信用無線通信設備) ○議長(霜田 彰)  日程第19 財産の取得について(移動通信用無線通信設備)を議題とします。  お諮りします。  本件については、委員長の報告を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は、省略することに決定しました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。
     討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  これより議第50号を採決します。  本件に対する委員長の報告は、原案可決です。  本件は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第50号は、原案のとおり可決しました。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第20 市長の施政方針演説 ○議長(霜田 彰)  日程第20 市長の施政方針演説を行います。  市長が施政方針演説を行います。  市長。 ○市長(会田 洋)  おはようございます。  平成20年度施政方針  ~新生柏崎をめざして力強い復興を~                      柏崎市長  会 田 洋  はじめに  平成20年度当初予算をご審議いただくに当たり、私の施政方針を申し述べ、議員各位並びに市民の皆さまのご理解を賜りたいと存じます。  私は、市長就任早々から、災害に強い安全で安心して暮らせるまちづくりを進め、市民の皆さまの命と安全そして健康を守ることが第一であると考え、先の新潟県中越大震災や水害からの復旧・復興を最優先として取り組んでまいりました。その目途もようやく立ちつつあった昨年7月16日、あの新潟県中越沖地震が起き、市内に甚大な被害をもたらしました。昨年は、私たちにとって生涯決して忘れることのできない歴史的な年となりました。中越大震災から3年を置かずして起こったこの地震によりまして、市内で14名の尊い命が失われ、1,600名を超える方々がけがをされ、建物の被害は全壊、大規模半壊、半壊、一部損壊合わせて約28,000棟にも及びました。まさに、柏崎市始まって以来の大災害となりました。  幸い、国・県の関係機関や自衛隊、他の自治体、ボランティアをはじめ、全国から多くの素早い、手厚いご支援をいただき、大変厳しい状況の中ではありましたが、市民の力を合わせて難局を乗り越えて今日を迎えております。改めて、関係機関の皆さま、そして、全国の皆さまに感謝とお礼を申し上げます。  その後の復旧においては、震災直後から被災者への支援策について、国・県をはじめ各方面に対して、市議会の皆さま共々要望活動を行ってまいりました。  その結果、①早期の激甚災害(局地)の指定、②国・県災害復旧補助事業における補助率の引上げ・特例措置の適用、③1,600億円に及ぶ復興基金制度の創設、④市内各地で多く発生したがけ地、擁壁の崩壊に対する復旧工事への補助拡充、⑤被害の大きかった個人宅地・地盤被害に伴う改良工事への補助拡充、⑥電源立地地域対策交付金約26億円の追加交付、⑦市内39筒所に及ぶ仮設住宅の建設、⑧中越大震災では6か月であった応急修理期限の9か月への延長、⑨170戸の災害公営住宅の建設、そして何よりも⑩制度上様々な制約の多かった被災者生活再建支援法の改正とその中越沖地震への適用など、多くの成果を上げることができました。いずれも被災者の皆さまへの支援にかかわる大事な施策・制度であり、その多くが進展、実現したことは関係各位のご理解とご努力の賜物であります。このように国・県などから手厚いご支援をいただき、過去の災害でも例を見ない速いスピードで復旧が着実に進み、その成果が現れておりますことに改めて深く感謝を申し上げるところでございます。  さて、今年の大きな課題は、何よりも被災者の生活再建・住宅再建と産業の再生のめどを立て、復興を着実に進めることであります。被災された方の中には、自力での再建が難しいという方もおられます。被災者それぞれの状況・実情に合わせて、どのような生活再建の方策があるのか相談に乗り、きめ細やかな支援の手を差し伸べ、被災者の皆さまが一人も取り残されることのないように、しっかりと支援をしてまいります。  新生柏崎 震災復興計画の策定  本市の10年先を見据えた第四次総合計画が昨年スタートし、「好きです 輝く柏崎」という基本理念の下、「市民一人ひとりが自分の住むまちに誇りと愛着を持ち、将来に向かって互いに協力しながら、輝きに満ちた柏崎市をつくり上げていく」ことを目指しておりました。その矢先の震災の発生でありました。いまや、本市にとりまして緊急かつ最大の課題は、震災からの早期の復旧・復興をおいてほかにはなく、まずは、その取組の道筋を明らかにすることが先決であります。  今回の地震が残した爪痕は、甚大であります。したがいまして、震災からの復旧・復興に向けての目標やその道筋を示すとともに、市民の皆さまの一日も早い住宅復旧と生活再建、道路やライフライン・公共施設の早期本格復旧、観光・商工業をはじめとした産業の復興と雇用の確保、さらには風評被害の払拭などの課題について、3月未に策定完了を目指す柏崎市震災復興計画の中に、しっかりと位置付け、長期的視野に立って、段階的かつ着実に取組を進めてまいります。  この計画を基にして、山積する困難な課題を市民各界各層の英知と努力を結集しながら克服しつつ、震災からの復興を果たしてまいります。  今年度の主要な施策  今年度を復興元年と位置付け、以下に主要な施策についてその概要を申し上げます。  1 まず、復旧を最優先に取り組むということであります。  まちの再生には、まず市民生活の基礎である都市基盤、インフラの復旧が必要であります。被災した道路、橋りょう、ガス・上下水道などのライフライン、農林水産施設、公共施設など、平成19年度に着手した災害復旧工事の多くは、今年度に繰り越して施工せざるを得ませんでしたが、これら事業の推進を最優先に行い、来年春までにはほぼ完了させます。  中越沖地震により被災された方の住宅を確保するため、罹災者公営住宅及び一般公営住宅を、市街地では駅前二丁目、桑山木材跡地に140戸、西山町では坂田地内、旧松風荘敷地に30戸、合計で170戸を、平成19年度から21年度の継続事業で建設します。  これまで住宅の再建に支援金が充てられないなど非常に使い勝手が悪いとされていた被災者生活再建支援法が昨年の臨時国会で改正され、年収・年齢要件が撤廃されるとともに、住宅本体へも支援が可能となり、誠に画期的な内容になりました。これにより、被災者の生活再建は、大きく前進することとなりました。このことを喜ぶとともに、取り残しのないよう関係機関との連携を密にして、一人ひとりの生活再建の方向性を見いだしていきたいと思っています。  応急仮設住宅の見守り支援として、生活相談支援員・保健師が中心となって世帯を訪問するなど、きめ細やかな対応を行っております。「住まいの再建にかかわる調査」を基に、更に入居者の生活状況・再建に向けた動きなどを把握し、被災者に寄り添った自立再建に向けた具体的な支援を進めてまいります。  発災直後から、市の災害対応業務をご支援いただいた京都大学・新潟大学の支援チームとの共同により、建物被害認定結果や生活再建支援相談などの個別データを関連付け、生活再建状況を総合的に把握できる「被災者台帳システム」を全国で初めて構築することができました。今後はこのシステムを活用して、よりきめ細やかで迅速な生活再建支援を推進し、取り残される被災者がないように対処してまいります。  今回の地震では、市民や町内会、地域コミュニティなどの活動によって多くの方々が救助され、また、お互いに助け合い、連れ立って避難する姿が見られました。災害時あるいは復旧に当たっては、地域での主体的な取組が大きな力を発揮するものであり、今回の震災の経験を踏まえて、改めて、まちづくりの主体は市民であることを再確認したところです。災害時における地域の防災力を高め、自助及び共助の支援体制の構築を進めるためには、各町内における自主防災組織の立ち上げが不可欠でありますので、引き続きその結成に向けた働きかけと機能強化を図ってまいります。  震災により地域全体が大きな被害を受けた山本団地の復旧については、全国で初めて採択された大規模盛土造成地滑動崩落防止事業を継続するとともに、番神地区においても小規模住宅地区改良事業を導入し、地区の整備を図り、安心して暮らせるコミュニティの再生を図ってまいります。  また、震災時に住宅の倒壊等による被害を未然に防止することを目的として、木造住宅の耐震診断調査を行う方に補助金を交付するとともに、更に耐震診断を実施した家屋を対象とする木造住宅耐震改修工事費の助成制度に継続して取り組みます。  このたびの震災は、市街地の商業・サービス業にも大きな被害をもたらしました。商店街の早期の復興を図るため魅力ある商店街づくりや、消費を喚起する取組などを支援するとともに、特に、被害の大きかったえんま通り商店街の再興に向けては、地元の総意を尊重しながら、新たなまちの顔としての再生が図られるように支援をしてまいります。  地震対策として創設した市の制度融資については、「特別資金」の融資期間を1年間延長し、中小企業の災害復旧と経営の安定化を図るとともに、「被災住宅復興資金」の融資期間を平成21年9月30日まで延長し、被災者の住宅再建を支援します。  風評被害の大きかった交流観光の復興については、昨年8月に柏崎市、刈羽村、出雲崎町の行政と観光関係者や関係機関が一丸となって設立した「柏崎地域観光復興推進協議会」が主体となり、復興基金を効果的に活用した誘客宣伝活動に取り組んでまいります。  震災により亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、一日も早い復旧・復興を誓い合う機会とするため、1周年を迎える7月16日には、県・刈羽村との合同による追悼式を行います。さらに、その前後を復興祈念期間と位置付け、市民の皆さまのご協力もいただきながら、活力に満ちた復興祈念にふさわしい様々なイベントを行ってまいります。  次に、2つ目に、活力と創造性に満ちたまちをめざしてでございます。  被災した観光施設やその関連施設を早期に復旧するとともに、特に、海水浴客など夏の海への誘客、地域資源を活かした新たな旅行商品の開発、マイカーやレンタカーによる新たな旅の構築、観光施設や地域のホスピタリティの醸成などを推進します。また、恒例の「えんま市」、「ぎおん柏崎まつり」、「どんGALA!まつり」、「かしわざき風の陣」は、復興イベントとして位置付け、開催します。  復興基金事業としてJR柏崎駅観光案内センターを拡充し、本市の魅力のアピールと各種イベントの情報発信拠点として強化します。また、震災で注目されているこの時期をチャンスととらえ、テレビや雑誌などマスメディアを活用し、本市の個性や魅力を隣接県や首都圏等へ積極的に情報発信してまいります。  昨年度、施設改修の実施設計を行った高柳町じょんのび村は、宿泊・休養施設のバリアフリー化と温泉施設などの改修整備を実施し、併せてバイオマス型の木質系ペレットを活用したストーブも設置します。  本市においては、製造品出荷額が4年連続で増加するなど、基幹産業である機械金属、自動車関連企業の好調さが地域経済を牽引してきたところですが、景気回復を実感できるまでに至らない中で、震災に直撃される形となりました。震災のダメージを早期に回復し、復興を遂げていくには、何よりも活力再生の源である地域産業の経営を軌道に乗せ、更に持続的に発展させていくことが重要であります。地域の強みであるものづくり産業の基盤強化と新たな産業の立地に全力を挙げて取り組む所存であります。  新潟県柏崎起業化センターの譲与を受け、同センターをものづくり産業における振興拠点施設「柏崎市ものづくり活性化センター」として整備し、企業・団体・大学など地域の様々な主体と一体となって、ものづくり産業の活性化に向け、基盤技術の高度化、人材育成、新産業・新事業の創出と支援を推進します。  企業立地促進法に基づく地域経済の自立的発展基盤を強化することを目的とした基本計画を、長岡市、小千谷市と連携して三市で策定します。  柏崎フロンティアパークは、幸いにも震災による造成工事への影響が少なく、本年春に第1期賃貸・分譲開始を予定しています。また、新たな雇用機会の創出を図るため、電源地域としての優遇制度をはじめ各種優遇措置、そして、二つの四年制大学が立地している地域としての優位性を発信しながら、積極的な企業誘致に取り組んでまいります。  震災により被害を受けた、農地や農業用施設、農業機械などは国の補助や復興基金などを導入して、今春の作付けに影響が出ないよう早期の復旧を図ってまいります。  柏崎の農業は、「小規模・米単作・兼業」といわれ米への依存度が高く、また、昨年は稲の過剰作付けや米消費の減少により米価が下落し、農家の所得が大幅に減少するなど、農業経営は以前にも増して厳しい状況に置かれています。また、農業従事者の高齢化が特に中山間地域を中心に進んでいるため、耕作放棄地の拡大防止を図ることが急務となっています。このため、離農する農家の受け皿となる大規模農家や集落営農など農業の担い手の育成と、担い手への農地の利用集積を進めてまいります。各地域における農業の担い手づくり、組織づくりを進めるとともに、集落営農の推進と法人化に取り組む農業経営者の育成を進めます。  産地間競争に打ち勝つための売れる米づくり、柏崎米のブランドの確立に向けた取組として「早期越路早生」の作付けの拡大を図るための助成を新たに実施いたします。  また、米単作からの脱却を図るため、新たに農業生産法人等への園芸や農産加工導入のための補助を実施します。また、地域の伝統野菜いわゆる柏崎野菜の掘り起こしを図ることにより、地産地消を促進し、複合営農の導入を図ります。  稲作の生産性向上と水不足解消のため取り組んでいる国営土地改良事業の後谷ダムは、昨年12月28日に試験湛水を開始し、栃ケ原ダムも、今年の春には試験湛水を開始する予定となりました。市野新田ダムは、地元交渉を精力的に進め、早期着工を目指します。あわせて、ほ場整備事業として、新たに高田北部地区と西山内郷地区の調査に着手いたします。  3つ目の、安心して快適に暮らせるまちをめざしてであります。  今回の中越沖地震を踏まえて、その経験に基づく反省点、課題等を整理し、地域防災計画の見直しを行ってまいります。また、災害時の地域の安全・安心を図るためには、市民自らの自助及び共助の取組が大切でありますので、自主防災組織の設立支援とともに、災害時要援護者対策に引き続き取り組んでまいります。防災訓練を定期的に行うことにより、災害対策本部機能の点検を図るとともに、市職員の危機管理意識の喚起とその資質を高めてまいります。  また、いざという時に救急救命ができるように、災害時避難所となる市内すべての小中学校及びコミュニティセンターに自動体外除細動器(いわゆるAED)を設置します。  国道8号柏崎バイパス事業は、長らく懸案でありました茨目、田塚方面の設計協議が整いました。事業推進に向け、事業主体である国土交通省北陸地方整備局に対しまして職員の派遣もお願いし、一体となって事業の進捗を図ってまいります。  昨年度に調査した全橋りょうの安全点検を踏まえ、橋りょう長寿命化修繕計画を策定し、今後の橋りょう修繕コストの縮減を図ってまいります。  ガス・水道・下水道事業は、厳しい経営環境の中、平成20年度においては震災復旧を最優先に、西山給水区域拡張事業、高柳簡易水道施設整備事業のほか、川内ダムの改修、老朽管の更新など、更なる信頼と期待に応えられるライフライン構築に取り組んでまいります。  昨年度、国土交通省の事業を取り入れ、高柳町地区と西山町地区における生活交通体系の再編や市街地における利便性向上のための基本的な在り方を検討いたしました。今年度は、その計画を基に関係の皆さまと協議しながら、それぞれの具体化に向けた実施計画を策定し、第2市街地循環バスなどの一部試行実験に取り組みます。  6年後に迫った北陸新幹線の長野・金沢間の開業に伴って、柏崎地域が鉄道交通体系から取り残されることのないよう、むしろ二つの新幹線が活用できる信越本線の利便性の維持・向上が図れるよう、取組を進めていく必要があります。この課題は、本市だけでなく、広域的な観点での取組がより重要であり、新潟県全体の将来的な鉄道交通体系の在り方とも連動させながら、新潟県や長岡市、上越市などと一体となって活動を展開してまいります。  中越沖地震の影響で進捗が遅れていた「資源物リサイクルセンター」は、来る4月5日にオープンします。この業務については、知的障害者授産施設を運営する社会福祉法人に委託し、知的障害者の雇用の場の拡大を図ります。  学校給食共同調理場などから排出される廃食用油から作ったバイオディーゼル燃料(BDF)を軽油に5%混ぜた混合軽油で、まずは公用車などを走らせ、バイオマスタウン構想の実現に取り組みます。地元の木質資源から作った木質系ペレットをストーブやボイラーの燃料などにする地産地消を実現させたいと考えております。そのために、まず公共施設の暖房への導入を進めます。また、市民の皆さまが、木質ペレットストーブを購入する場合には補助を行います。  4つ目の、心の通い合う健康と福祉のまちをめざしてであります。  安心で良質な医療を受けられる地域医療体制の確立は、市民等しく熱望しているところであり、重要な課題であります。救急医療体制の充実や質の高い医療を提供するため、地域の基幹病院である刈羽郡総合病院が行うデジタルⅩ線テレビシステム(デジタル画像診断装置)、それと、放射線がん治療装置(リニアック)の整備を支援します。  また、今年度から各保険者に義務付けられた特定健康診査・特定保健指導については、医師会等の協力を得ながら実施するとともに、市民の生活習慣病の予防と医療費の適正化に努めます。  本年4月からスタートする後期高齢者医療制度の円滑な事務執行を行うとともに、市の業務となる保険料徴収事務に関して新たに特別会計を設置します。  核家族化、地域関係の希薄化とともに、親の養育力低下による子育て不安を背景とした児童虐待相談が増加しております。今までの子ども虐待防止連絡会を発展的に解消して新たに要保護児童対策地域協議会を設置し、予防を含めた体制強化を図ってまいります。また、養育不安を抱えた家庭への助産師の訪問指導の充実を図ります。  高齢者の増加に伴い単身高齢者や高齢者のみの世帯が増加しており、地域の中で安心して暮らせる社会基盤が求められております。高齢者の生きがいづくりと要介護にならないための予防対策に積極的に取り組むとともに、介護保険サービス、在宅福祉サービスを地域包括支援センターや民間事業者と連携して提供し、認知症高齢者に対する介護者の外出等を支援する見守り事業も新たに実施します。  要介護者の在宅生活及びその介護者を支援するため、小規模多機能型居宅介護施設2箇所(東地域・南地域)の整備を進めます。また、有料老人ホーム(20床)の建設についても、事業者と協議を進めます。  平成21年度から23年度までの3年間の障害福祉サービスに関する数値目標を掲げる、第2期障害福祉計画を策定します。障がい者が自立して日常生活や社会生活を過ごせる地域社会の実現に向けて、平成19年度に設立した障害者自立支援協議会を核として相談支援体制の充実を図り、多様化する福祉サービスの提供、社会福祉基盤の確立や地域福祉の推進に取り組みます。  次に、5番目の、豊かな心と生きる力を育むまちをめざしてであります。  平成21年開催のトキめき新潟国体については、全国から寄せられた多くの支援に応えるためにも、震災からの復興をアピールする場となるよう被災した体育施設を早期に整備し、指導者の資質向上とともに、地域の競技力の向上を図りつつ、実行委員会を中心に市民挙げて取り組んでまいります。  学校施設は、児童生徒の学習活動の場であると同時に、非常時においては地域住民の避難場所となるなど、重要な役割を果たすものであります。  安全で安心できる学校をつくるため、学校施設の整備を一層推進いたします。  枇杷島小学校の改築について、今年度は実施設計を行い、平成21年度からの本格的な建設工事に備えます。第二中学校については、改築工事に引き続いてグラウンド整備に着手します。耐震診断未実施の小中学校の屋内体育館について、年次計画により耐震診断及び補強設計を新たに実施し、耐震工事につなげます。  老朽化の著しい中央地区学校給食共同調理場については中央地区と枇杷島地区の2箇所に分散改築することとしましたが、今年度は、枇杷島地区学校給食共同調理場の改築工事に着手いたします。また、新たな中央地区学校給食共同調理場については、設計等に着手します。高柳地区学校給食共同調理場については、新しい学校給食衛生管理基準に基づき改修工事を実施します。  中越沖地震で延期した学区等審議会を改めて設置し、全市的な見直しを実施します。  6番目の、個性と魅力にあふれたまちをめざしてであります。  現在策定中の震災復興計画を踏まえながら、被災した市街地の早期復興を図るため、国土交通省の新たな補助事業であります復興まちづくり総合支援事業を取り入れ、えんま通り商店街の再生、柏崎駅周辺工場跡地の利活用の早期事業化に向け、取り組んでまいります。  柏崎駅周辺の工場跡地については、位置的にも面積的にも柏崎の顔として賑わいを創り出し、また、魅力あるまちづくりの上でも、その利活用が重要な課題となっています。このことについては、平成18年度から、第四次総合計画の策定と併せ柏崎駅周辺をはじめとする中心市街地活性化の基本的な在り方について検討を重ねてきたところですが、昨年度は、これらの考え方を基本としながら、新たに震災からの復興や防災などの視点を踏まえ、独立行政法人都市再生機構の支援を得て、工場跡地活用のプランニングを進めてきたところであります。今年度は、桑山木材跡地で災害公営住宅の建設が始まりますが、それ以外のそれぞれの跡地についても、人々が集まり賑わいのある中心市街地の形成に向けて、その利活用の具体的な展開を図ってまいります。  なお、小松エスト跡地につきましては、中心市街地活性化の基本的な考え方を踏まえた都市機能の整備に向け、他の跡地に先行して民間事業者による開発を進めてまいります。基本的には民間による開発コンペなどにより、現状の柏崎市にふさわしい開発計画を選定し、今年度中には、用地の民間事業者への売却を図りたいと考えております。  また、日本石油加工跡地につきましては、防災拠点機能の形成を念頭に置きながら、複合的な都市機能が集積した土地利用の計画と事業手法について、土地所有者である新日本石油株式会社との協議を進めてまいります。  建設が急がれる新しい市民会館については、老朽化に伴い新たな市民会館の建設を計画していたところ、震災により甚大な被害を受け、使用できなくなりました。平成18年6月に設置した新市民会館建設検討委員会では約1年半をかけて、震災後の状況変化等も考慮した中で建設に向けた基本的な構想・計画などについて検討し、このたび報告書としてまとめていただきました。この報告を踏まえ、現在策定中の震災復興計画の中で、新市民会館を復興のシンボルとして位置付け、早期建設を目指します。  新市民会館は、災害時には防災や救援活動の拠点として利用するという観点から、駅前公園の防災機能を有した空間への再整備と併せて、日本石油加工跡地での具体的な検討を進めてまいります。今年度は、建替えに向けた基本設計を行い、具体的な準備を進めてまいります。  また、駅周辺の市有地に民間活力によるテナントビルを建設して、情報関連産業等の集積を図ります。そして、駅前ふれあい広場は、応急仮設住宅用地として使用が終了した後の活用の在り方について、改めて検討してまいります。  まちなかの再生・活性化を図るために総合企画部企画政策課内にまちづくり班を設置し、窓口を明確にするとともに、庁内全体の連携と総合調整を図ってまいります。  二つの四年制大学は、柏崎の大切な財産です。少子高齢化の急速な進行により大学間競争が激化する中、地域の大学としてその維持・存続に向け、研究機関としての活用や学生確保のための地域一体となった連携体制づくりを進めます。  市内には、先人から受け継がれてきた貴重な文化財が数多く残されていますが、このたびの震災により、これらの文化財が甚大な被害を受けました。文化財等は、地域の人々の精神的な拠り所として、また、まちの魅力と誇りの基となる存在として極めて大切であります。被災した文化財の早期復旧を図るため、県・市指定文化財の所有者に対し、復旧経費の一部を助成し、文化財の修復を促すとともに、甚大な被害を受けた市所有の飯塚邸の本復旧に向け、修復計画策定に取り組みます。  次に、7番目として、原子力発電所の安全性確保についてであります。  柏崎刈羽原子力発電所は、中越沖地震発生により運転中の3号機、4号機、7号機及び起動中の2号機が自動停止し、現在全号機が停止した状態にあります。  今回の中越沖地震発生に伴う東京電力や国の対応については、情報の伝達、あるいは自衛消防の在り方など今後に大きな課題を残しました。また、設計時の想定を大きく超える地震動が発電所を襲ったことから、原子力発電所の安全性については市民からの不安の声も大きく、耐震安全性について、根本から評価をし直す必要があると考えています。
     国では、「中越沖地震における原子力施設に関する調査・対策委員会」を設置し、「地震発生時の自衛消防体制、情報連絡体制、情報提供の在り方」、「中越沖地震から得られる知見を踏まえた耐震安全性の評価」、「中越沖地震発生時における原子炉の運営管理の状況と設備の健全性及び今後の対応」について検討を続けています。この委員会には、本市も副市長が委員として参加しております。県、刈羽村とともに、地元としての意見をきちんと述べてまいります。  原子力発電所の運転は、安全・安心が最優先であり、大前提とされるものであり、そのことを抜きにしての運転再開はありえないと考えております。  市は、引き続き、被災した発電所施設の徹底した調査点検と健全性評価、最新の知見による発電所周辺地域、特に震源地であった海域の断層調査と耐震安全性の再評価、新耐震設計審査指針の見直しの検討など、原子力発電所の安全性評価について注視をし、必要な要望を行ってまいります。  8番目として、市民ニーズに的確に応える行政経営であります。  平成の大合併により、全国約3千余の自治体がこの3月には1,795団体となり、自治を土俵としての市町村同士の厳しい競争がいよいよ本格化してきています。行政を経営の視点からとらえつつ、常に研鑽の意欲を持ち自己を高めて住民のニーズに応える職員の育成が、これからの自治体にとって必要不可欠であります。このような組織を目指し、人事考課研修や各種の職員研修を実施し、更に職員の意識改革を図ってまいります。  公共施設の効率的な運用と市民サービスの向上を目指し、昨年度に引き続き、中小企業診断士によるモニタリングを、指定管理者制度導入施設で実施します。また、公共工事の更なる品質向上を目指し、価格と技術力などにより工事請負業者を選定する総合評価方式の工事入札を試行いたします。  市役所本庁舎は、市民会館と同様に昭和43年の完成であり、建築後40年を迎えようとしています。経年による老朽化に加えて、平成16年と19年と二度の地震の影響を受けていることから、今回庁舎の耐震診断調査を行いました。まだ中間報告の段階ではありますが、耐震性が十分でなく、防災拠点としても適当とは言えない結果となっています。  このため、当面、安全性の確保に必要な耐震補強は行うことといたしますが、今後、更なる耐震補強あるいは建替えのことも視野に置いた検討が必要であります。その際には、防災機能の強化を図るため、防災センター的な機能を市役所と一体として整備することの検討も、併せて行う必要があると考えています。  次に、9 健全財政の追求について申し上げたいと思います。  震災前の段階においても、本市の財政状況は、原子力発電所分の固定資産税が年々減少していく中で、少子高齢化の進展など社会構造の変化に対応するための財政需要の増加などにより、厳しい状況を迎えると想定されていました。このため、平成18年3月に第三次行政改革大綱を策定し、この大綱に則り不断に行政改革に取り組むこととしました。  さらには、平成19年度からスタートした第四次総合計画においても、定員の適正管理など行政改革の着実な推進の下で、今後10年間の健全財政の計画を策定したところです。  ところが、中越沖地震の発生により、この災害対応に多額の財源が必要となったほか、原子力発電所の稼動停止などにより税収入が著しく減少するなど、今後の財政運営に大きな困難を来す事態となりました。本市の財政は、既に警戒水準を超え、市制施行以来、極めて重大な局面を迎えたと認識せざるを得ません。このため、平成20年度において、これに対応すべく今後5年間の当面する財政計画と、更にその後の将来へ向けての5年間の財政計画を策定し、この難局への対処方針を市民の皆さまにお示しすることにより、ご理解とご協力をお願いしたいと考えております。  (1)当面する財政運営  厳しい財政運営に対処するため、基金に頼らざるを得ない状況がしばらく続くことを覚悟しつつも、基金への依存を少しでも少なくし、その年度の歳出はその年度の歳入で賄うという財政本来の態勢に早く戻す必要があります。しかし一方で、急激な財政改革は、市民の皆さまに大きな不安を与えるとともに、復旧・復興を目指す計画に大きな影を落とす結果にもなりかねません。  私は、今年度予算においては、これらの事情を考慮した結果として、経常費における市の一般単独事業などにおいては、一度に大幅な減額をすることはせず、基金を取り崩して対応いたしました。次年度以降は、ゼロベースの予算編成をしのぐ大幅なカットをしなければならないと考えており、今年度はそこに至る工程をお示しする中で、財政健全化への第一歩を踏み出したいと考えています。  この厳しい局面を乗り切るために、不退転の決意を持って当たります。まず、私を先頭に職員も市民と共に歩む姿勢を示すこととして、市長以下四役と職員の給料の削減を行うこととします。今年度から2年間、市長以下三役の報酬及び教育長の給料を10%、その他の職員の給料を3%削減し、併せて部長、課長等の管理職手当についても10%削減いたします。  (2)将来の財政運営の方向  今次の財政運営の最も大きな問題は、一般単独事業及び起債の元利償還金そして公営企業会計への繰出金の増嵩であります。これらは、本市の長年の財政運営とも密接に絡んだ問題で、その体質改善を図ることは容易ではありません。特に、震災に伴う災害復旧関連工事により、元利償還金や公営企業への繰出金は、将来の市財政そのものを直撃することとなり、その影響は極めて大きな額となります。今後の財政計画を策定する中で、この負担を軽減するためにどのような手法が適切なのか、また、一般単独事業費削減による市民サービスの低下をどこまで食い止めることができるか十分検討してまいります。  あわせて、産業の振興策をはじめとする税収を増やすための取組と努力を怠ってはならず、将来的には原子力発電所に頼り過ぎないバランスの取れた産業構造の構築と財政運営を図っていく必要があります。  (3)今年度の予算額  これまで申し上げてまいりました考え方を基に、平成20年度当初予算を以下のように計上いたしました。  一般会計は、485億7,000万円で、対前年比+ 4.2%のプラスであります。  特別会計は、177億3,940万5千円で、対前年比-26.1%のマイナスであります。  企業会計は、193億8,756万7千円で、対前年比- 4.8%のマイナスであります。  合計で、856億9,697万2千円、対前年比- 5.8%のマイナスであります。  一般会計の規模は、前年度より4.2%増加しましたが、これは19年度補正に引き続き災害復旧事業に取り組むために増額となったものであります。  特別会計については、今年度から老人保健会計が後期高齢者医療制度への移行に伴い、大幅に減額となっており、前年度より26.1%の減少となりました。  むすびでありますが、新潟県中越沖地震によって、柏崎市は大きなダメージを受けました。震災直後に、自衛隊のヘリコプターで上空から見たふるさとの変わり果てた姿に、私は涙を抑えることができませんでした。この過去に例を見ない大災害の中から今、復旧・復興に向けて雄々しく立ち上がり、私たちの新しいまちづくりが始まろうとしています。これまでいただいてきた全国からの温かい励ましと支援、市民の皆さま同士の支え合いと助け合いを大切な財産として、市民の皆さまと力を合わせ、力強く復興を進めてまいりたいと思います。  先日、第一中学校と剣野小学校をそれぞれ訪問し、生徒・児童の皆さんから、「わがふるさと柏崎への提言」や「中越沖地震からの復興のまちづくり提案」を聞きました。いずれも子供たちが自分のふるさとを愛し、どうしたらこのまちが住みやすいまちになるかを真剣に考えたすばらしい内容でした。まちづくりは人づくりということは、前から申し上げているところですが、次の時代を担う子供たちの育成に力を入れるとともに、この次の世代にどのような柏崎のまちを引き継いでいけるのか、今こそそのことが問われていると思います。子供たちが誇りと希望を持てるまちとして、新生柏崎の創造を果たしていかなければならないと考えております。  私は、市長就任以来、市政運営の基本的な柱として、「市民の皆さんの声が生かされる市政」を進めるとともに、「安全で安心して暮らせるまち」、「産業の活性化と働く場の確保」、「自然・歴史・文化が息づく魅力あるまち」の実現を目指して、諸施策を展開してまいりました。当面は、震災からの復旧・復興を最優先としながら、近く策定される震災復興計画に基づき、引き続きこれらの諸課題に取り組んでまいります。  歴史に学び、そして、新しい歴史を創っていく。後世の人たちが歴史を振り返った時、今がまさに柏崎市の歴史の大きな転換点であったと認識される時が必ず来ると信じて、新生柏崎の建設のために、市民の叡智を集め、全力を挙げて震災からの復興に邁進してまいります。  議員各位並びに市民の皆さまのご理解とお力添えを心からお願い申し上げ、私の施政方針といたします。  どうもありがとうございました。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第21(議第20号) 平成20年度一般会計予算 ○議長(霜田 彰)  日程第21 平成20年度一般会計予算を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  なお、本案につきましては、お手元に正誤表が配付されておりますので、念のため申し上げます。  最初に、財務部長。 ○財務部長(村木正博)  議第20号平成20年度一般会計予算の財務部所管部分について、御説明を申し上げます。  最初に、本論に入ります前に、地方公共団体の予算編成及び財政運営の指針となっております、地方財政計画につきまして、参考までに、その概略を説明をさせていただきます。  配付をさせていただきました予算資料2、平成20年度地方財政計画の説明という資料をごらんいただきたいと思います。  まず、1ページ目の、策定方針でございますが、要約をいたしますと、極めて厳しい地方財政の現状等を踏まえ、歳出面においては、「基本方針2006及び基本方針2007」に沿って、歳出全般にわたり見直しを行うことにより、計画的な抑制を図る一方で、地方の再生に向け、地方の知恵と工夫を生かした産業振興や地域の活性化、生活の安全・安心の確保等の施策の推進に、財源の重点的配分を図ることとし、歳入面におきましては、地方税負担の公平適正化の推進と安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税などの一般財源総額の確保を図るとともに、引き続き生ずることとなった大幅な財源不足について、地方財政の運営上、支障が生じないよう、適切な補てん措置を講ずることといたしております。  以下、当市に直接関係のあるものにつきまして、簡単に説明を申し上げます。  同じ1ページの中ほど、1の地方税につきましては、個人住民税について、寄附金控除の拡充、上場株式等の配当等・譲渡所得等に対する税率の特例措置の見直し、並びに公的年金からの特別徴収制度の創設を行い、自動車取得税及び軽油取引税の税率の特例措置の適用期限の延長、並びに公益法人制度改革に対応した所要の措置を講ずるほか、非課税等特別措置の整理合理化等を行うこととし、所要の措置を講ずることといたしております。  その下、2につきましては、地方財源の不足見込み額への補てん措置として、(1)で、地方交付税の総額を確保するため、19年度及び20年度に予定していた特別会計借入金の償還を繰り延べる措置について、(2)において、平成19年度において、平成19年度に引き続いて、建設地方債の増発等の措置、1枚めくっていただいて、一般会計加算による増額について、交付税特別会計借入金の償還計画などについて、説明しており、(3)で、結果として、平成20年度の地方交付税が前年度比1.3%増になったということが記載をされております。  続いて、3へまいりまして、個人住民税における住宅借入金等特別税額控除の実施に伴う地方負担分を地方特例交付金で措置することが記載をされております。  4で、地方債資金の必要額確保について、5で、地方再生対策費などによる財源の重点的配分について、6で、地方団体の公債費負担の軽減措置について、7で、公営企業会計への一般会計繰出金について、8で、地方行財政運営の合理化改革について、が記載をされているものであります。  次の4ページ、5ページは、地方団体の歳入総額の見込み額と、その内訳についてであります。  平成20年度の地方財政規模は、前年度比2,753億円増の83兆4,014億円をもって計画をされております。  当市の予算と関係のある項目について申し上げますと、Ⅰの地方税は、前年度比0.2%の増を見込んでおります。  それから、Ⅱの地方譲与税は、前年度比0.9%の減となっております。  Ⅲの地方特例交付金は、個人住民税の住宅借入金等特別税額控除分の補てんによりまして、前年度比51.8%の増、Ⅳの地方交付税は、地方再生対策費の創設により、前年度比1.3%の増、Ⅴの国庫支出金は、前年度比0.9%の減となっております。  5ページにまいりまして、Ⅵの地方債は、前年度比0.5%の減が見込まれております。  次に、6ページでございますが、地方団体の歳出総額の見込み額と、その内訳について、記載がされているものでありますけれども、説明は省略をさせていただきます。  以上、当市の予算審議の参考までに、その概要を申し上げましたが、これは、あくまでも地方全体を通した計画でありまして、申し上げるまでもなく、個々の市町村には、それぞれの特有な事情もあるため、この点を含めて御理解をお願いいたします。  次に、当市の一般会計予算について、申し上げます。  最初に、概括的なことを、お手元に配付をさせていただきました、予算資料1に基づきまして、御説明を申し上げたいと思います。  この予算資料1の1ページの上段でありますけれども、各会計別予算額という表がございますが、それぞれの会計ごとの予算額を記載をしてございます。  その下の表でございますが、一般会計予算の財源内訳と一般財源充当額を記載をいたしたものでございます。  まず、この1ページ下の、表の1の一般財源について、申し上げます。  これは、前年度比1.9%増の270億8,663万2,000円を計上してございます。  このうちの、(1)市税は、その明細は、3ページに記載をしてございますけれども、全体として10.9%減の160億1,713万2,000円でございます。個人市民税が雑損控除の影響等により、法人市民税が東京電力の減収等により、固定資産税が原子力発電所の償却資産の低減等により、それぞれ減少をしております。  それから、(2)の地方交付税でありますけれども、普通交付税42億3,000万円、特別交付税15億円の計57億3,000万円を計上いたしております。  (3)その他については、36.9%の増となっておりますが、繰入金が財政調整基金などの取り崩しのため、大幅な増となったことによります。  2の特定財源をごらんをいただきたいと思います。7.3%増の214億8,336万8,000円を計上しておりますが、このうち、(1)の国県支出金は、前年度比1億2,039万6,000円、1.7%の減となっております。  (2)の市債は、前年度比12億6,050万円、28.5%の増額であります。  (3)のその他は3億3,048万4,000円、3.9%の増額でありますが、これは、制度融資の増などによるものであります。  次に、歳出をごらんをいただきたいと思いますが、1の経常費でございます。前年度比1.7%の増、それから、2の事業費で、前年度比21.0%の増となっております。  その内容は、4ページの目的別歳出予算額をごらんをいただきたいと思います。  合計欄で4.2%の増となっております。  主な要因を申し上げます。  1款議会費でございます。旅費等の経費の減によるものであります。  2款の総務費は、大きく減少しております。ガス事業会計への繰出金への開始などがありますが、コミュニティセンターの整備事業の減が主な理由であります。  3款の民生費は、国民健康保険事業会計及び老人保健特別会計への繰り出し、民営化となる御山荘分などが減となっておりますが、後期高齢者医療などが増額となり、全体としては微減となっております。  4款の衛生費は、水道事業会計への繰出金の減が、その要因であります。  5款の労働費は、融資預託事業の増が、その要因であります。  6款の農林水産業費は、各事業間の増減があり、農業集落排水事業への繰出金の増があるものの、農村総合整備事業の減などが大きい原因であります。  7款の商工費は、柏崎フロンティアパーク整備事業の減があるものの、融資預託事業、駅前二丁目テナントビル事業、じょんのび村施設整備事業などの増が大きな要因であります。  8款土木費は、大きく減額しておりますが、前年度は、柏崎・夢の森公園事業基金積立金が含まれておりますので、これを除いて比較しますと、反対に大きく増額をしております。道路橋りょう費が大きく減額する一方、中越沖地震に関連した罹災者公営住宅、復興まちづくり総合支援事業、砂防事業などの増が大きな要因であります。  9款の消防費は、災害対策費の増が主なものであります。  10款の教育費は、大きく減額しておりますが、枇杷島地区学校給食共同調理場の改築工事などがふえるものの、第二中学校改築事業、総合体育館整備事業、遺跡発掘調査事業の減などが主な要因であります。  11款の災害復旧費は、中越沖地震における災害復旧事業に伴う増が主なものであります。  12款の公債費は、中越地震の元金償還、中越沖地震の利子の支払いに伴う増が主な理由であります。  この予算資料1のその他の資料といたしましては、2ページに歳入の予算額、それから、6ページには、性質別歳出予算額、9ページには、市制度融資預託金の内訳、最後、10ページには、平成18年度ですが、県下6市の普通会計決算額指数表等を添付してございます。説明は省略させていただきますので、御了解をお願いをいたします。  それから、一緒にお配りをさせていただきました、予算資料3、平成20年度地方税制改正(案)要旨につきましては、後ほど参考までにごらんをいただきたいと思います。  それでは、続きまして、平成20年度一般会計予算の財務部所管事項について、御説明を申し上げます。  予算書によりまして、説明をさせていただきます。  まず、24・25ページをお開きいただきたいと存じます。  ここで、歳入のうち、1款の市税の主なものについて、申し上げます。  なお、これから御説明申し上げる数値につきましては、いずれも、右側のページの、節の欄の現年課税分というところの数字でございます。  まず、1項の市町村民税、1目個人は、均等割において、税制改正による年金税制見直しに係る65歳以上の非課税限度額廃止の経過措置の終了により、全額を見込み、増額となりましたが、所得割については、中越沖地震に係る雑損控除による減額、地方税制改正による住宅ローン減税適用者に対する調整措置等を見込んだことにより、大幅な減額となり、前年度比19.7%減の35億5,494万4,000円を計上してございます。  それから、2目の法人でありますけれども、各種法人調査等から、全国的には、業種によっては好不調の差があり、原油価格の高騰などで、景気への影響が心配されているところであります。これに対して、市内事業所の景気は、中越沖地震に伴う地域経済の停滞、先ほどの原油価格の高騰の影響など、厳しい情勢となっております。このような景気の動向や、当市の法人市民税に大きなウエートを占めている東京電力株式会社の決算情報、平成19年度の決算見込み等を勘案して、前年度比48.4%減の10億4,012万円を計上いたしました。  その下、2項1目の固定資産税であります。全体で、前年度比1.3%減の96億804万2,000円を計上してございます。この説明欄をごらんいただきたいと思います。土地については、平成19年度決算見込みと19年度に行われた地目の異動や地価の下落修正、それから、負担調整などにより、前年度比1.9%減の20億8,210万8,000円を見込みました。家屋につきましては、平成19年度中における新増築家屋の増加と減失分を加減し、法定措置である新築住宅の軽減等を差し引いて、結果として、前年度比0.6%減の35億5,897万4,000円を見込みました。償却資産につきましては、主に原子力発電所の償却資産の減額に伴い、前年度比1.4%減の39億6,696万円を見込んでおります。  28・29ページをお開きいただきたいと思います。  9項の使用済核燃料税は、平成20年1月1日現在の保管量に対して税率を乗じ、5億5,783万6,000円を見込みました。  以上で、税を終わりまして、その他の歳入の主なものを御説明いたします。  32・33ページをお開きいただきたいと思います。
     9款地方特例交付金の1項地方特例交付金は、個人住民税における住宅借入金等特別税額控除の実施に伴う減収補てん分を見込み、7,100万円を計上しております。  10款地方交付税は、普通交付税において基準財政需要額の算定に地方再生対策費を見込んだことや、市民税所得割及び法人税割の減などにより、基準財政収入額の減少が見込まれることから、42億3,000万円を計上しております。特別交付税については、地震災害の特殊事業分を見込んで、15億円を計上しております。  34・35ページをお開きいただきたいと思います。  12款1項2目の電源立地地域対策交付金でありますが、今年度は、13億7,329万9,000円を計上し、右側の説明欄記載の事業に充当させることとしております。  また、少し飛んでいただきます。56・57ページをごらんください。  16款2項1目1節の県電源立地地域対策交付金、3節大規模発電用施設立地地域振興事業費県補助金は、それぞれ説明欄記載の事業に充当することとしているほか、4節の原子力発電施設等立地地域特別交付金3億2,650万円は、産業団地整備事業に関し、市が整備すべき事業の財源として見込んだものであります。  それから、5節県市町村合併特別交付金8,980万円は、高柳地区学校給食共同調理場改修事業などの経費の財源として充当するものであります。  なお、原子力発電所の停止に伴い、原子力発電施設立地市町村振興交付金は、計上いたしておりません。  74・75ページをお願いいたします。  19款繰入金の基金繰入金のうち、4節財政調整基金繰入金は、財源不足に対処するため、今年度、15億円を繰り入れることといたしました。  また、次の、76・77ページ、13節の電源立地地域整備基金繰入金は、2億1,400万円を繰り入れ、除雪基地修繕工事、佐藤池野球場整備事業などに充当することといたしております。  80ページ、81ページをお願いいたします。  21款諸収入、5項5目12節の災害共済地震災害見舞金3億円は、市の公有財産が地震によりこうむった損害に対する見舞金を措置したものであります。  90・91ページをお願いいたします。  22款の市債であります。右側の説明欄の、幾つかの事業に合併特例債という記載がありますけれども、今年度は、合計で11億1,230万円を予定しております。前年度と比較いたしますと、54.8%の減額となっていますが、それ以上に、中越沖地震に伴う災害復旧事業費が大きく増額し、市債全体としては、前年度比28.5%増の56億8,310万円を計上いたしております。  次に、予算の第2条から第5条を一括申し上げますので、前に戻りまして、恐縮ですが、11ページを、まず、お開きいただきたいと思います。  11ページ、第2表の継続費でありますが、8款土木費の一般公営住宅建設事業は、総事業費20億7,913万3,000円で、今年度から平成21年度までの2ヵ年継続事業として実施するため、継続費を設定いたしたものであります。  12ページをお開きください。  第3表の債務負担行為について、申し上げます。  新市民会館設計業務委託は、平成21年度の9,397万5,000円を、その下の学園ゾーン用地取得費は、これまでの債務負担行為期間が満了することから、新たに、平成24年度までの債務負担行為を、それぞれ設定するものであります。  13ページの、第4表の地方債について、申し上げます。  これは、本予算に係る地方債の借り入れについて、起債の目的、限度額、起債の方法、利率、償還の方法について定めるものであります。  また、お戻りいただきます。3ページをごらんください。  3ページ、第2条から第4条については、今ほど、各表によりまして御説明を申し上げたとおりであります。  第5条は、一時借入金の借入購入限度額を80億円と定めたいというもの、第6条は、歳出予算の流用の特例について定めたいというものであります。  予算資料の一部について、説明をさせていただきます。  大きく飛んで恐縮でございます。402・403ページをお開きいただきたいと思います。これは、地方債の各年度における現在高の見込みに関する調書でございます。  一番下の合計欄を、左の方から順にごらんをいただきたいと思いますけれども、前々年度末、つまり、平成18年度末における地方債現在高の合計は、489億102万8,000円であります。前年度末、つまり、19年度末における地方債現在高見込み額は、その隣、551億1,695万4,000円、一番右側の当該年度末、つまり、20年度末における地方債現在高見込み額は、559億8,626万3,000円というふうに試算をしております。災害対応により、地方債の残高が大きく増額をしております。  続いて、財務部所管の歳出の主なものについて、御説明をいたします。  100・101ページをごらんをいただきたいと思います。  主に、右側の欄の方で説明をさせていただきます。  2款総務費、1項1目一般管理費中、下の方、財政課の702公の施設指定管理者選定審議会経費45万7,000円のうち、謝礼26万円についてでございます。これは、指定管理者制度が導入されている施設を対象に、モニタリングを実施することとなっておりますが、平成19年度に引き続き、運営状況の点検・把握について、中小企業診断士に依頼をし、問題点や問題解決のための専門的なアドバイスをいただく費用を計上いたしております。  次のページ、103ページ、中ほどになりますが、799一般経費の地方公営企業等融資機構出資金1,100万円は、公営企業金融公庫が平成20年1月1日に解散し、地方公共団体が共同で設立する、地方公営企業等金融機関へ移行することとなっておりますことから、この法人への出資金を計上しております。  次の105ページ、契約検査課の201の総合評価方式推進事業20万6,000円は、平成17年4月1日に施行された、公共工事の品質確保の促進に関する法律により、価格と品質が総合的にすぐれた内容の契約が求められているところから、新規の入札方式として、総合評価方式、総合評価落札方式による入札を、新年度から試行実施するための費用を計上したものであります。  ほかに、財務部所管の事業について、特に申し上げることはございません。  以上で、財務部所管の説明を終わらせていただきます。  何とぞよろしく御審議をお願いをいたします。 ○議長(霜田 彰)  総合企画部長。 ○総合企画部長(山田哲治)  それでは、総合企画部所管の歳出予算につきまして、新規事業を中心に御説明申し上げます。  最初に、96・97ページをお開きください。  2款総務費、1項1目一般管理費中の、011の02人材育成費につきましては、人事考課研修委託料170万円を計上しています。これは、職員の人材育成を行いつつ、能力と実績を適切に評価する人事考課制度について、昨年度は地震で中断しましたが、部長・課長職の試行に続き、係長職について広げて行うものであります。  次に、少し飛びまして、115ページをお開きください。  6目市民会館費、文化振興課、001市民会館費、04新市民会館建設・開館準備事業584万4,000円を計上しています。新市民会館建設の設計業者の選定に当たりましては、プロポーザル方式で行うこととし、審査会を設置し選定するため、審査委員報酬などを計上しました。  次の117ページでございますが、新市民会館管理運営基本構想策定等業務委託料550万円につきましては、新市民会館は、一般の施設と異なり、完成後の管理運営や事業展開を念頭に置いて準備を進めていく必要があることから、専門的なノウハウを持つ劇場コンサルタントに管理運営基本構想の策定などの業務を委託するものです。05新市民会館整備事業5,027万5,000円には、新市民会館の設計委託料4,027万5,000円、地質調査委託料1,000万円を計上いたしました。建設場所につきましては、市長が施政方針でも申し上げましたように、日本石油加工跡地での具体的な検討を進めてまいります。  続きまして、2款1項7目の企画費の説明をさせていただきます。  次の119ページをお開きください。  006生活交通対策事業6,933万6,000円では、生活交通確保計画に基づきまして、国庫補助路線のうち、低収入路線、廃止代替路線の運行補助、市街地循環バスの運行補償として、バス事業者に対して補助するもので、昨年度に引き続き、成沢地区の路線バスと接続するワゴン車の運行や、米山地区における乗合タクシーの試行運行の継続を行います。  なお、昨年度、国土交通省の事業として、高柳町地区と西山町地区における生活交通体系の再編や、市街地における利便向上のための第2市街地循環バスと夜間乗合タクシーの運行につきまして、基本的なあり方を検討いたしました。今年度は、それぞれの具体化に向けた実施計画を策定し、第2市街地循環バスなど、一部試行実験に取り組むための公共交通活性化・再生制度活用路線運行補償金300万円を計上いたしました。  007まちなか活性化計画策定事業48万円については、中心市街地活性化の基本的な考え方を踏まえた都市機能の整備に向けて、小松エスト跡地について、他の跡地に先行して民間事業者による開発を進めます。開発コンペを実施する中で、よりよい開発計画を選定することとし、選考委員会の報酬などを計上しております。今年度半ばには、民間事業者への用地売却を図りたいと考えております。  009総合計画推進事業の40万円でございます。これは、現在、策定中の震災復興計画との整合性を図るため、第四次総合計画前期基本計画について必要な部分の見直しを行うこととし、第四次総合計画市民会議で委員を務めていただいた方を中心として委員を選任し、総合計画推進委員会を設置しようとするものです。  なお、震災復興計画の進捗状況の推進管理もしていただきます。  2款1項8目の情報化推進費であります。  次の、121ページをお開きください。  002の01情報化関連業務総合委託事業6億3,526万5,000円は、平成15年度から実施しております、市の情報関連業務の保守運用管理委託のアウトソーシングに係る委託料であります。  なお、情報システム一括アウトソーシングについては、19年度で当初契約が終了することから、契約更改について検討してまいりましたが、震災により、その作業を中断せざるを得なかったために、契約を1年延長して、20年度に、今後の基本的な考え方を整理し、21年度から、新たな方針により進めることといたします。  次に、003地域情報化推進事業、05携帯電話基地局整備事業9,620万3,000円は、周辺部で携帯電話の通じない地区の解消を図るため行うもので、19年度、7ヵ所に設置しましたが、今年度、さらに3ヵ所設置しようとするものです。この設置により、市内では、20世帯未満の集落を除き、不感地区は解消されます。  次に、135ページをお開きください。  17目博物館費、文化振興課、001博物館費、02博物館整備事業798万円は、開館から21年経過した博物館の機械設備等の更新が必要なことから、改修に向けた設計を行う委託料です。財源には、電源立地地域対策交付金を充てています。  次に、18目国体推進費です。  001国民体育大会開催事業2,186万7,000円は、第64回国民体育大会、トキめき新潟国体開催を1年後に控えた、開催準備のための事務執行及び事務所の維持管理費と、柏崎市実行委員会への負担金が主なものであります。今年度のリハーサル大会の開催は中止いたしましたが、市民挙げての大会開催を目指し、実行委員会では、市民募金など、市民運動を展開してまいります。  次に、大きく飛びますが、383ページをお開きください。  11款災害復旧費、3項2目社会教育施設災害復旧費、002飯塚邸災害復旧事業415万4,000円には、中越沖地震により、大きく被災した飯塚邸について、本復旧の修復計画を策定するため、歴史建築に詳しい専門家への委託料が主なものです。  005文化財災害復旧事業838万円は、地震で被災した県指定、市指定の文化財について、その修復に補助するものであります。  4項1目庁舎等災害復旧費、人事課、001庁舎災害復旧事業5億4,955万円は、当面、安全性の確保に必要な耐震補強について、設計委託料と工事費を計上いたしました。市役所本庁舎は、市民会館と同様に、昭和43年完成で、建築後40年を迎えようとしています。しかし、庁舎は、経年による老朽化に加えて、平成16年と19年の2度の地震の影響を受けていることから、今回、耐震診断調査を行いましたところ、まだ、中間報告の段階ではありますが、今後、震度6以上の大規模地震が起こった場合には、東西方向の揺れに関しては、倒壊の可能性もあり得ること、したがって、南北方向の耐震性は有しているものの、防災拠点としては、ふさわしいとは言えないことが判明しました。このことから、庁舎を耐震補強とするか、改築とするかについては、双方の有用性や将来構想を総合的に判断し、今後、その方向性を示していく必要がありますが、庁舎の耐震性に疑問が生じている現状を考えると、安全性の確保に必要な範囲で、耐震補強を行うことで、必要額を計上させていただいたところでございます。  次に、最後に、職員人件費について、一括申し上げます。386ページをごらんください。給与費明細書がございます。386ページ、特別職では、このほど条例提案しております三役の給与10%の減額分も、措置してございます。  次に、387ページ、一般職の、(1)総括表にあるとおり、一般職の給与費及び共済費の合計は、前年度比1億187万6,000円の減額となっております。減額の主な要因は、一般会計の職員数が18人減少することによるものでございます。  4月から行う、職員の給料の3%減額に関しては、今議会に関係条例を提案させていただいておりますが、予算編成時、最終的な結論に至っていなかったため、この予算書では、減額前の額で措置しております。今後、条例について御議決いただいた後に、4月から減額を実施し、それに伴って生ずる不用額につきましては、6月議会において、減額補正させていただく予定です。  なお、4月から、給料の削減とあわせて実施する、部課長の管理職手当10%減額については、予算に反映してございます。  退職手当におきましては、平成20年度定年退職予定者は、一般会計で35人となっております。前年度30人でありましたので、5人多くなったため、増額となっております。  人件費の抑制につきましては、定員適正化計画に基づき、平成17年5月1日の合併時における職員数、これは、全体で1,117人でありますが、これを5年後の平成22年4月1日までに8%、89人削減し、1,028人とし、人件費の総額を抑制したいと考えております。  なお、平成20年4月1日では、当初に比べて、61人の減の1,056人の予定となっています。  今後とも、不断に業務の見直しと適正な人員配置を行い、適切な給料等の支払いに努めてまいりたいと考えているところであります。  以上で、総合企画部所管の説明を終わらせていただきます。  何とぞよろしく御審議をお願いいたします。 ○議長(霜田 彰)  次に、市民生活部長。 ○市民生活部長(山田信行)  続きまして、市民生活部所管の予算のうち、主なものについて、御説明申し上げます。  予算書の105ページをごらんください。  最初に、市民活動支援課分でありますが、2款消防費、1項1目一般管理費のうち、中ほどの、301町内会関係経費1億434万1,000円について、御説明申し上げます。主なものでございますが、01市政協力費7,352万6,000円は、町内会に、市の広報を初めとした文書の配布や、市の事務の取りまとめをしていただくことに対する謝礼であります。合併に伴う市政協力費の調整は、西山町が19年度で終了、高柳町は、21年度まで続くことになっております。03町内会集会施設建設事業補助金1,952万1,000円は、記載してあります、町内会の集会施設を新築、改築、改装、修繕をする経費に対する補助金でございます。また、中越沖地震で被災した町内会からは、集会施設再建への補助要望がありますが、財政状況からいたしまして、まずは、復興基金による事業費の4分の3の助成金交付のメニュー化を、全力で働きかけていくということにしております。  次に、飛びますが、125ページをごらんください。  12目市民活動振興費について、御説明いたします。  001の01コミュニティ活動推進事業1億5,090万7,000円は、各地域のコミュニティの活動に係る経費でございます。コミュニティ管理運営事業費補助金1億2,665万4,000円は、コミュニティセンター長及び主事の人件費に係る補助金でございます。コミュニティ活動推進事業補助金2,325万円は、コミュニティ計画に基づく地域づくり事業実施に係る補助金でございます。平成17年度から、当初、100万円平均で始まりました本事業でありますが、19年度は80万円平均、20年度は75万円平均となることから、より事業内容を精査するとともに、短期的に重点補助ができる仕組みを検討するなど、地域コミュニティによる先進的な取り組みを支援してまいります。  次に、002市民活動支援事業42万7,000円のうち、市民活動育成補助金35万円は、NPO団体等の資質向上を図るための研修活動への助成及び公共サービスの拡充につながる市民提案事業の実施に対して助成を行い、NPOの啓発、市民活動団体の育成支援を行います。  次に、127ページの、006コミュニティセンター管理運営事業のうち、01コミュニティセンター管理運営事業5,703万9,000円は、コミュニティセンターの維持管理に係る経費でございます。平成20年度においては、自動体外除細動器(AED)でございますが、これを全コミュニティセンターに設置してまいります。  007コミュニティセンター整備事業1,327万円は、比角・枇杷島・中央・北鯖石コミュニティセンターの整備費を計上いたしました。  なお、本年度のコミュニティセンターの新築・改修事業はございません。  次に、129ページをごらんください。  13目交通安全対策費、001交通安全対策事業として、891万2,000円を計上いたしました。  次に、戻りますが、105ページをごらんください。  男女共同参画室所管の予算について、御説明いたします。  同じく、2款総務費、1項1目一般管理費の401男女共同参画推進事業として395万2,000円を計上いたしました。  次に、141ページをごらんください。  市民課所管の予算について、御説明いたします。  2款総務費、3項1目戸籍住民基本台帳費、002戸籍住民基本台帳関係経費1,498万3,000円は、戸籍、住民基本台帳、印鑑登録及び証明書発行等の一連の業務経費であります。  143ページをごらんください。  006パスポート発給経費として、230万8,000円を計上いたしました。  なお、本年4月1日から、市民課の窓口において、さらに市民の利便性を図るため、現在、窓口延長を実施している時間まで、パスポートの申請時間を延長することといたしております。
     次に、201ページをごらんください。  環境政策課所管の予算について、御説明いたします。  4款衛生費、1項1目保健衛生総務費の上段になりますが、003水道事業会計繰出金7億6,778万1,000円は、水道事業に対する繰出金でございます。  217ページをごらんください。  4目環境衛生費のうち、上段の004地球温暖化対策事業の03温暖化対策事業409万9,000円は、本市の温暖化対策は、おくれている家庭部門での対応を促進し、市民1人1人が温暖化について理解を深めた上で、できることを1つ1つ実行することを目指し、市民を対象とする温暖化啓発活動、この啓発活動を担う温暖化リーダーの養成などを重点に事業を進めてまいります。04環境保全設備設置等補助金22万5,000円は、新規事業でありますが、家庭部門での温暖化対策の一環として、カーボンニュートラルである木質ペレットを燃料とする、木質ペレットストーブを購入する市民に対し、新規事業として補助をいたします。  005バイオマスタウン等推進事業の、01バイオマスタウン等推進事業80万2,000円は、バイオマス利活用推進協議会に関する事務及び学校給食調理場などから排出されます廃食用油から、BDF、バイオディーゼルフューエルを製造するための回収業務委託料を計上いたしました。02バイオマス・新エネ設備導入事業348万3,000円は、市役所本館1階ロビーに木質ペレットストーブを1台導入するための経費と、新規事業として、同じく、BDFを5%軽油に混合した、混合軽油を自動車燃料として使用するための混合設備を導入する経費を計上いたしました。  006の01合併処理浄化槽設置整備事業5,568万9,000円は、公共下水道及び農業集落排水事業区域、それ以外の区域で、合併処理浄化槽を設置する際に係る工事費のおおむね8割を助成するもので、7人槽で50基分を予算化するとともに、旅費、需用費などの事務費を計上いたしました。  次に、223ページをごらんださい。  4款衛生費、1項保健衛生費、7目斎場費4,977万1,000円は、柏崎市斎場の管理運営費であります。  次に、クリーン推進課所管部分について、御説明いたします。  下段になりますが、4款衛生費、2項1目清掃総務費は、職員人件費のほか、ごみの減量及びリサイクルの推進を目的とした経費を計上いたしました。  003ごみ対策事業の01ごみ減量化・リサイクル対策費5,134万9,000円のうち、主なものとして、次の、225ページ、上段の容器包装廃棄物圧縮梱包作業委託料2,895万2,000円は、プラスチック製容器包装・紙製容器包装を、一定の大きさに圧縮梱包する経費でございます。資源物リサイクルセンター管理委託料465万8,000円は、新たに、4月5日から、クリーンセンター内でリサイクルセンターをオープンするための経費であります。業務の委託につきましては、知的障害者授産施設を運営する社会福祉法人に委託し、知的障害者の雇用の場を確保いたします。  次に、2目塵芥処理費について、御説明いたします。  227ページの説明欄、001ごみ収集委託費は、2億751万円を計上いたしました。  003ごみ処理事業3億2,284万2,000円は、ごみ処理場の焼却施設及び粗大ごみ処理施設の維持、管理に要する経費を、それぞれ計上いたしました。  229ページをごらんください。  004ごみ最終処分事業4,729万3,000円は、夏渡の最終処分場に要する維持管理の経費でございます。今年度から、最終処分場の運転管理業務を民間委託いたします。  次に、3目し尿処理費について、御説明いたします。  001の01し尿処理事業8,806万4,000円は、し尿処理場の処理施設の維持管理に要する経費を、それぞれ計上いたしました。  次の、231ページの02し尿収集事業869万3,000円は、一般家庭のくみ取り式トイレ及び工事現場等の仮設トイレの収集運搬業務の必要経費を計上いたしました。  次に、かなり飛びますが、329ページをごらんください。  9款消防費、1項5目災害対策費、221災害廃棄物等経費1億5,347万5,000円につきましては、自然環境浄化センターの解体廃棄物の仮置場の管理、受付業務等の経費であります。  以上、よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 ○議長(霜田 彰)  ここでしばらく休憩します。                午後 0時01分 休憩         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~                午後 1時00分 再開 ○議長(霜田 彰)  会議を再開します。  日程第20 平成20年度一般会計予算の提案理由の説明を続けます。  危機管理監。 ○危機管理監(田村史朗)  市民生活部所管の予算のうち、防災・原子力課、復興支援室所管の新規事業及び主な事業について、御説明をいたします。  予算書122・123ページをごらんをいただきたいと思います。  2款総務費、1項9目原子力広報・安全等対策費、防災・原子力課所管のうち、001原子力広報・安全等対策費1,900万2,000円のうち、01原子力広報事業1,110万円は、原子力広報事業を財団法人柏崎原子力広報センターに委託して実施するもので、ほかに、03一般経費として、790万2,000円となっております。  少し飛びまして、予算書322・323ページをごらんをいただきたいと思います。  9款消防費、1項5目災害対策費、防災・原子力課所管のうち、001災害対策事業について、御説明申し上げます。04ハザードマップ調査作成事業330万円は、横山川流域の洪水ハザードマップの作成と、土砂災害ハザードマップの印刷の経費となっております。11中越沖地震記録集作成事業500万円は、中越沖地震を記録にとどめるとともに、今後の資料としたいというものであります。  予算書324・325ページをごらんをいただきたいと思います。  002防災行政無線事業は、01維持管理費として2,975万1,000円、02防災行政無線施設整備事業1,800万円を予定するというものです。  003自主防災組織育成事業115万円は、自主防災会の育成と活性化を図る経費であります。設立に対する補助、5町内を予定しております。その他、市の予算には計上されておりませんけれども、県中越大震災復興基金の活用を予定しております。  004原子力防災対策事業のうち、02原子力防災研修事業709万6,000円は、消防団員等地域防災リーダー研修や自主防災会、一般市民向け研修会を継続して実施するための経費です。  011災害弔慰金等支給事業41万1,000円は、災害弔慰金支給審査委員会委員報酬39万円ほかとなっております。  次に、復興支援室分として、予算書326・327ページをごらんをいただきたいと思います。  5目災害対策費、復興支援室所管のうち、901震災復興計画策定事業32万円は、震災復興計画の印刷に係る経費です。  902被災者生活再建支援事業2億1,243万8,000円は、被災者生活再建支援制度に係る支援金2億円及びその関係事務費であり、各種支援制度の周知や生活再建に向けた意向調査に係る経費も含まれております。  903応急仮設住宅費のうち、01応急仮設住宅管理費9,624万7,000円は、応急仮設住宅棟の共同利用設備及び、集会施設の光熱水費や維持管理委託料のほか、除雪機の借り上げや玄関前風除室の設置補助を措置したものでございます。また、02応急仮設住宅関連整備事業1,772,000円は、防風防砂ネットの取り外し及び取りつけの経費で、11戸分を計上いたしました。  904震災復興祈念事業550万2,000円は、震災1周年事業として、県・刈羽村との合同追悼式及び復興シンポジウム開催に係る経費であり、ほかに一般経費として369万1,000円を計上してあります。  以上でございます。  何とぞよろしく御審議のほど、お願いいたします。 ○議長(霜田 彰)  福祉保健部長。 ○福祉保健部長(近藤清信)  それでは、福祉保健部所管の予算につきまして、御説明を申し上げます。  3款民生費は、92億1,704万3,000円を計上し、前年度と比較をして、2,189万2,000円の減額となりました。  昨年度と比較してみると、医療制度改革に伴い、老人保健制度が後期高齢者医療制度に移行され、療養給付や健康診査制度が大きく変わること、養護老人ホーム御山荘の民営化、中学生、高校生に対する麻疹・風疹の混合予防接種の義務化等が挙げられます。また、事務事業においては、厳しい財政状況も考慮して、見直しを行い、障害者・寝たきり老人の寝具丸洗い乾燥事業及びこんにちは絵本事業は、廃止をすることとしています。  それでは、新規及び主要な事業を中心に、説明欄に基づいて御説明を申し上げますので、予算書の158・159ページをお開きいただきたいと思います。  1目社会福祉総務費でありますが、103社会福祉協議会補助金4,187万3,000円は、社会福祉協議会における職員人件費や地域福祉事業・ボランティアセンター運営事業に係る補助金で、前年度比100万円の減額となっています。  次に、161ページ、説明欄の301国民健康保険事業特別会計繰出金5億7,095万7,000円は、前年度より、1億1,871万9,000円減額して計上しました。これは、後期高齢者医療制度の発足に伴い、保険基盤安定化繰入金が大きく減額となることによるものです。  続いて、163ページにかけて、2目障害者福祉費の001自立支援給付費、01介護給付費5億8,575万8,000円は、在宅生活者のホームヘルプ・短期入所・外出時の移動補助や施設入所者に対する介護に係る給付費であります。02訓練等給付費7,829万2,000円は、障害者支援施設及び障害福祉サービス事業所での機能訓練や就労移行支援、就労継続支援、グループホームでの日常生活援助サービスに係る給付費であります。  003地域生活支援事業(福祉課)の02地域自立支援協議会運営事業24万6,000円は、障害者自立支援体制の整備及び障害福祉計画・障害者福祉計画の推進等を目的として、昨年7月に立ち上げた、柏崎刈羽地域障害者自立支援協議会の運営経費を措置したものであります。06移動支援事業1,500万円は、余暇活動等の、社会参加のための外出等の移動支援に係る経費であります。07地域活動支援センター事業3,120万1,000円は、通所により創作活動、または、生産活動、社会との交流の便宜を提供して地域生活支援を図るため、地域生活支援センター事業、デイサービス事業、小規模作業所事業を委託するものであります。10 日中一時支援事業1,508万円は、障害者の日中活動の場を確保し、家族の就労や在宅介護を支援するものであります。  次に、165ページにまいりまして、004障害者福祉関連事業の04心身障害児(者)福祉タクシー助成事業702万1,000円については、前年度比117万4,000円の減額となっており、助成制度の見直しを行うこととしています。  次に、167ページにかけて、005障害者自立支援対策臨時特例交付金事業367万6,000円は、障害者自立支援法の円滑な施行を図るため、特別対策事業として元気館デイサービス利用促進や、筋ジス患者療養給付緩和措置として助成するものであります。  006障害者計画等策定事業18万9,000円は、障害者自立支援法に基づき、平成21年度から23年度までの3ヵ年における、障害福祉サービスに関する具体的数値を掲げる第2期障害福祉計画策定に係る経費であります。  子ども課の102障害者自立支援対策臨時特例交付金事業428万2,000円は、障害児を育てる地域の支援体制整備として、元気館内に療養器具や遊具の整備を行うものであります。  次に、169ページにかけて、201地域生活支援事業1,848万3,000円は、障害者の自立と社会参加促進を目的とした、生活訓練及びフォンジェ内のふくしぱ-とな-、並びに茨内地域生活支援センターに相談支援業務等を委託するものであります。  204自立支援給付費等関連事業644万円は、障害者程度区分判定審査会費及び認定調査費を計上したものであります。  次に、3目老人福祉費にまいりまして、171ページの、001老人保護措置委託事業1億6,409万9,000円は、平成20年度から民営化となる養護老人ホーム御山荘66人、胎内やすらぎの家5人に係る措置委託料及び入所判定委員会経費を計上したものであります。  次に、173ページ、005老人クラブ運営費等助成事業773万8,000円は、高齢者の生きがい対策を支援するものであって、単位老人クラブ及び老人クラブ連合会に対する補助金です。  なお、18年度から取り組みを始めた、小学生の下校時における安全確保を図るため、会員によるパトロールに取り組む安全確保事業に対する補助金は廃止となりますが、老人クラブの自主事業として、継続することとしています。  次に、007シルバー人材センター経費1,663万円は、シルバー人材センターの運営費及び事業費の一部を助成するものでありますが、前年度比288万6,000円の減額となっています。  008コミュニティデイホーム事業4,367万7,000円は、市内17地区の運営費と北条地区の送迎用車両更新に係る補助金を措置したものであります。  011介護保険特別会計繰出金9億8,596万7,000円は、介護給付費の市負担分7億842万9,000円、地域支援事業に2,875万6,000円及び、職員人件費及び事務費分2億4,878万2,000円で、前年度と比較して3,761万3,000円増額して計上しました。  次に、177ページ、102老人保健特別会計繰出金6,256万7,000円は、後期高齢者医療制度への移行に伴い、前年度より、6億3,479万1,000円の減額となっています。  103後期高齢者医療費9億2,486万6,000円は、平成20年度から始まる後期高齢者医療制度に伴い、新潟県後期高齢者医療広域連合に対する事務費等の共通経費及び医療費負担金、並びに後期高齢者医療特別会計への繰出金を計上したものであります。  201地域包括支援センター経費1,432万2,000円は、市内5ヵ所の運営委託料及び協議会経費であります。  402高齢者生活支援事業524万円は、高齢者支援として、診療所利用に係る交通機関利用に対して通院無料券を配付することや、冬期間の道踏みを近隣の世帯に委託するための経費であります。  4目社会福祉施設費にまいりまして、003社会福祉施設建設資金元利償還金補助金1,201万9,000円及び、179ページをちょっとお開きいただきたいと思いますが、103社会福祉施設建設資金元利償還金補助金3億1,479万2,000円は、たいよう作業センター、むつみ荘のほか、10施設の建設資金借入金に対する元利償還金を助成するものです。  前のページに戻りまして、004たいよう作業センター施設整備事業3,500万円は、社会福祉法人たいよう福祉会が増築する障害者適所施設の整備費について助成するものであります。  179ページ、下段の109地域介護・福祉空間整備事業3,240万円は、地域密着型サービスを推進するため、東及び南日常生活圏域に、民間事業者による小規模多機能型居宅介護施設の整備を予定していることから、整備費の助成を行うものであります。財源については、全額、国の交付金を見込んでおります。  181ページにまいりまして、401いきいき館費1,703万9,000円は、西山町の保健・福祉の総合拠点施設である、いきいき館の管理運営費を計上いたしました。  次に、185ページにまいりまして、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費のうち、10子育て支援一時預り事業1,624万1,000円は、フォンジェキッズマジック内の一部スペースを借り上げ、開館している「ちびっこ館」の運営経費であります。一時預り保育は、もとより、子育て相談、講座、絵本の読み語り等を実施するものであります。11要保護児童対策地域協議会経費26万1,000円は、児童福祉法の改正に伴い、今までの子ども虐待防止連絡会の発展的解消を図り、新たに設置した協議会の運営経費で、児童虐待相談や予防に関して、関係機関の連携体制強化を図ったものであります。  003放課後児童健全育成事業6,178万5,000円は、市内14ヶ所の児童クラブの運営経費を計上したものであります。  187ページにまいりまして、008児童手当給付事業、01児童手当給付費6億3,936万5,000円は、小学校終了までの児童を養育している方が対象で、第3子以降及び3歳未満の第1・第2子に加算して、給付するものであります。  189ページにまいりまして、011かしわざき子ども育成基金活用事業554万5,000円は、次世代を担う人材の育成と子供たちが夢を持ってのびのび育つことを願い、かしわざきこども大学を開設して、各種事業を展開したいというものであります。  203県立こども自然王国管理運営事業特別会計繰出金6,754万8,000円は、前年度比212万5,000円の減額で計上しました。  301子育て支援事業(西山町)147万9,000円は、子育て家庭への支援策として、子供が満1歳に達するまで、月額3,000円を支給するものです。  次に、191ページをお開きいただきたいと思います。  3目児童措置費、002保育園運営費は、公立保育園22園の運営費及び私立保育園8園の措置委託料で、前年度より、1,464万4,000円増の10億8,423万3,000円を計上しました。  次に、193ページにまいりまして、003私立保育園関係経費9,440万円は、未満児・一時・延長保育等の特別保育事業、地域子育て支援センター事業及び運営費等に対する補助金であります。  004保育園整備事業599万6,000円は、半田保育園の駐車場整備工事で、今まで使用していた、市営住宅建設予定地が工事着工により使用できなくなるため、下の公園内に、新たに整備を行うものであります。  195ページにまいりまして、101さざなみ学園費6,489万5,000円は、197ページにかけて、入所者処遇や管理運営費を計上したものであります。  197ページの4目児童福祉施設費、下段のですね、005乳幼児健康支援デイサービス事業751万1,000円は、病後回復期の児童を抱える保護者支援を目的として、刈羽郡総合病院内に設置している、病後児保育室「ぴっころ」の運営委託料であります。  次に、199ページ、3項生活保護費、1目生活保護総務費の003生活保護適正実施推進事業279万2,000円は、専任の相談員を配置し、生活保護に関する相談体制の強化を図るものです。  また、004の自立支援プログラム策定実施推進事業215万8,000円は、就労可能者に対して、就労支援専門員が職業安定所と連携し、就労を通しての自立を促すものであります。いずれも、国の補助事業として、実施をするものであります。  次に、4款衛生費、1目保健衛生総務費にまいりまして、201ページをお開きいただきたいと思います。  101母子保健の01母子健康診査費2,093万7,000円は、妊婦健診医療費助成で、1人当り3回分を公費負担するものであります。02母子訪問指導事業304万5,000円は、新生児の健康・発達確認と産婦の健康確認や、産後うつ病や育児不安の早期発見のため、助産師による訪問事業を実施するものです。  203ページにまいりまして、102の01妊産婦・乳児及び子ども医療費助成事業2億74万6,000円は、乳児・子供の医療費について、通院は就学前まで、入院は小学校卒業までの間、一部負担金を除いた額を助成するものです。02の不妊治療助成事業70万円は、不妊治療の経済的負担の軽減を図るため、治療費の一部を年2回、5年間、助成するものであります。  202の02病院群輪番制病院設備整備事業2,100万円は、救急医療としての質の高い医療確保のため、デジタルⅩ線テレビ装置の更新を行う刈羽郡総合病院に対し、助成を行うものです。  203医療機器等整備事業4,100万円は、刈羽郡総合病院が整備する放射線がん治療装置について、19・20年度の2ヵ年で、総額8,300万円の助成を行うための、平成20年度分を計上したものであります。これにより、市内での高精度の放射線がん治療が可能となり、市外通院の経済的負担の軽減が図れるものと期待をしています。
     次に、205医師確保対策事業187万4,000円は、市内の病院や診療所における医師確保を図るため、平成19年度から参画した、新潟県医師養成修学資金貸与事業に対する負担金であります。  次に、207ページにまいりまして、下段の、312風の街「こころの健康づくり」事業438万5,000円は、健康相談の場の提供と精神保健の啓発を推進するため、フォンジェの地下1階部分に設置をしている、まちかどオアシス「こころ」の運営費を計上したものであります。  次に、209ページから211ページにかけて、2目予防費の001予防接種事業5,719万円は、麻疹の流行を防ぐため、今年度から5年間、中学1年生及び高校3年生に相当する年齢者に対して、麻疹風疹混合予防接種が義務づけられたことから、前年度比1,543万2,000円の増となっています。  103高齢者予防接種事業4,006万3,000円は、高齢者のインフルエンザ発症や重症化の防止を図るため、予防接種受診者に対し、助成を行うものです。  3目健康増進費の101健康増進事業1億3,448万1,000円は、基本健康診査や各種がん検診費などを計上したものです。01基本健康審査については、今年度から各保険者に特定健康診査が義務づけられたことから、市が行う健康診査は、16歳から39歳の職場で健診を受ける機会のない者及び、75歳以上者で病院で受療中でない者が対象となることから、前年度比1億3,255万6,000円の減となっています。16歳から39歳は集団健診で、75歳以上は一部の地域を除き個別健診を実施をすることとしています。また、213ページの04健康増進事業では、「健康みらい柏崎21」を推進するため、健康履歴サービス事業所を市内の12ヵ所の公共施設で継続して取り組みます。  次に、221ページにまいりまして、6目休日急患診療所費は、223ページにかけて、健康管理センターで開設している歯科休日急患診療所管理運営費664万2,000円及び、平成19年4月に柏崎市刈羽郡医師会・薬剤師会の協力を得て、刈羽郡総合病院が開設をした、柏崎休日・夜間急患センター運営費補助金3,619万6,000円を計上したものです。  次に、330・331ページをお開き願いたいと思います。  10款教育費、1項2目教育委員会事務局費の001私立幼稚園関係経費5,209万4,000円は、保護者の経済的負担軽減を図るための保育料助成、運営費等補助金、発達に不安のある児童の保育ために介助員を配置する費用を助成するものであります。  以上で、福祉保健部の所管の説明を終わります。  何とぞよろしくご審議のほど、お願いいたします。 ○議長(霜田 彰)  産業振興部長。 ○産業振興部長(北原 恵)  続きまして、産業振興部所管の予算につきまして、新規事業及び主な事業を中心に、御説明申し上げます。  産業振興部関係は、2款、5款、6款、7款及び11款にわたっております。  それでは、款別に申し上げます。  まず、2款でございます。  122・123ページをお開きをいただきたいと思います。  2款総務費、1項総務管理費、中段の、10目国際交流費、観光交流課の001国際交流事業の02国際化に対応したまちづくり事業569万7,000円は、柏崎地域の国際化事業を主体的に取り組んでいる、財団法人柏崎地域国際化協会への活動支援に係る補助金であります。  次に、大きく飛びますが、230・231ページ、5款の労働費であります。  5款労働費、1項1目労働諸費、商工振興課の003融資預託事業では、19億5,450万円を計上し、それぞれ説明欄にあるとおりの融資枠を設定をいたしました。昨年比12億9,140万円の増額となりましたけれども、主な要因といたしましては、昨年9月から対応を始めました、下段の05新潟県中越沖地震対策被災住宅特別融資13億2,480万円を新たに計上したことによるものであります。  1枚めくっていただきまして、233、004雇用促進事業996万5,000円は、05若年者就労支援事業などに、引き続き取り組むための経費でございます。  次に、3枚おめくりいただきまして、239ページです。  6款に入りまして、農林水産業費であります。  1項農業費、2目農業総務費、農林水産課、002水田農業構造改革対策事業4,511万4,000円は、いわゆる米の需給調整を初め、流通制度や経営などの構造改革を目指す国の米政策改革大綱に対応する事業であります。また、このうち、中越沖地震復興事業といたしまして、新たに実施します、内訳の一番下、柏崎米ブランド化誘導事業補助金(復興事業)300万円は、産地間競争に打ち勝つため、売れる米づくり、柏崎米のブランド化の確立に向けた取り組みといたしまして、早期越路早生の作付拡大を図るための事業であります。  次、1枚おめくりいただきまして、241ページ、3目農業振興費、中段の008の01集落営農確立事業3,100万円は、農業関係団体に対する各種補助金であります。  内訳の3つ目、農林水産物地産地消支援事業補助金(復興事業)500万円は、中越沖地震復興事業として、新たに実施するものであります。米単作からの脱却を図るため、新たに園芸や農産加工の導入を進める農業生産法人等への補助を実施し、地域の伝統野菜、いわゆる柏崎野菜の掘り起こしを図ることにより、複合経営の導入を図るものであります。  次に、1枚おめくりいただきまして、243ページ、上段、202の01流動化助成事業552万円は、利用権設定により、農地の利用集積を図る目的で、認定農業者等の農地の受け手に対し、助成金を交付するものであります。  次に、245ページをごらんをいただきたいと思います。  5目農地費であります。  農林水産課の下段の、004農業農村整備県営事業負担金1億794万8,000円は、各種県営事業に対する負担金であります。このうち、01たん水防除事業負担金2,175万3,000円は、慢性的な水害を抜本的に解消するため取り組んでおります、春日第2地区たん水防除事業に対する県負担金であります。02広域営農団地農道整備事業負担金3,900万円は、柏崎2期地区・3期地区、道整備交付金柏崎地区の事業を進めるものであります。  次の、247ページをごらんください。  中ほど、006農村総合整備事業7,758万6,000円のうち、04むらづくり交付金事業-中通3,380万円は、17年度に着工しました中通地区について、また、下段の07むらづくり交付金事業-高田4,355万8,000円は、19年度から着工しました高田地区について、それぞれ工事請負費、測量設計調査委託料などを措置をいたしたものであります。  次の249ページをごらんください。  007経営所得安定対策事業1,740万2,000円は、農地・水・環境保全向上対策の支援交付金であります。内訳の下から2つ目、農地・水・農村環境を保全向上するための共同活動支援に1,589万6,000円を、次の営農活動支援交付金107万4,000円は、農薬や化学肥料を大幅に低減する、環境保全型農業に取り組む農家を支援するものであります。  次に、国営土地改良事業室ですが、最下段、102国営土地改良関連事業としまして、1億5,837万7,000円を措置をいたしました。  1枚おめくりいただきまして、主な事業といたしましては、国営土地改良事業のダムで貯留をした用水を、渇水期に受益地末端まで均等に配分するための用水路等の整備と改良事業に係る負担金を計上いたしたとこであります。  2枚おめくりいただきまして、255ページをごらんをいただきたいと思います。  2項林業費、下段の2目林業振興費のうち、最下段であります、003森林整備地域活動支援交付金事業501万6,000円は、山の手入れを進めるために必要な区域界の明確化、歩道の整備などを、交付金によって支援をするものであり、約1,000ヘクタールを対象として取り組みをいたします。  2枚おめくりいただいて、259ページ、3項の水産業費であります。  下段の4目漁港建設費、001漁港整備事業1億5,462万4,000円は、主に、荒浜漁港の防波堤の工事費及び松波二丁目地先の離岸堤の工事費に充てるものであります。  1枚おめくりいただいて、261ページ、7款の商工費になります。  1項2目商工振興費、商工振興課の001融資預託事業では、54億6,551万5,000円を計上いたしました。  最下段の09新潟県中越沖地震対策特別融資を新たに18億1,491万円計上いたしました。その他の資金につきましては、実績等を勘案し、計上をいたしたものであります。  次のページ、263ページ、中ほど、006の01工業振興費2,450万円のうち、内訳の下から2つ目の企業立地促進助成金400万円は、指定されました工業団地に、進出予定の企業に対しまして、土地取得に係る助成金を計上したものであります。  次の企業立地促進法基本計画策定事業負担金100万円は、本市及び長岡市、小千谷市を1つの圏域として、この地域での計画的な企業立地促進等によって、産業集積の形成と活性化を図っていくための基本計画策定の費用であります。  次の、265ページをごらんをください。  中ほど、025ものづくり活性化センター費といたしまして、1,983万1,000円を計上をいたしました。ものづくり活性化センターは、新潟県柏崎起業化センターを県から譲り受け、ものづくりに関する産業の振興及び産学官連携の拠点施設として設置し、地域工業の自立高度化・研究開発の推進と、人材育成や新技術・新製品開発を支援していくものであります。商業振興課の附属機関といたしまして、職員を配置するものですが、柏崎技術開発振興協会の機能を移転をし、商工会議所及び工業界と連携しながら運営することによりまして、本市の基幹産業であります、工業の牽引力を一層高め、活力あるまちづくりにつなげていきたいと考えるものであります。  次の、026駅前二丁目テナントビル事業に、1億1,279万7,000円を計上いたしました。この事業は、柏崎駅周辺の活性化と老朽化が進んでいる株式会社柏崎情報開発センターのテナント事業の見直しの両立を図ることを検討してきたものであります。駅前二丁目の市有地等に、民間事業者から、テナントビルと駐車場を合わせて整備していただき、主として、情報関連産業の集積を図っていくものであります。01の管理事業163万3,000円は、市有地に隣接をいたします、新日本石油株式会社が所有します、土地の借地料であります。また、02の整備事業1億1,116万4,000円は、土地開発公社から用地を買い戻すための費用であります。  次に、1ページ、おめくりください。267ページをお開きをいただきたいと思います。  企業立地推進室の201企業立地事業1,225万3,000円は、第1期賃貸・分譲開始が間近に迫りました、柏崎フロンティアパーク等への企業立地に向けた予算措置であります。主なものといたしまして、企業立地推進員の報酬1人分240万円は、首都圏企業の情報収集、市担当職員との連携による企業訪問活動を、引き続き、積極的に行うものであります。中ほどの、企業立地推進業務委託料250万円は、豊富なノウハウを持つ専門機関を活用し、企業情報の収集・把握や、連携した企業訪問活動を実施するものであります。その2つ下にあります、建物借上料29万6,000円は、表参道新潟館ネスパスで事務スペースを借り上げ、企業との連絡調整、活動資料の整理など、首都圏の拠点として活用するものであります。  次に、269ページをごらんください。  観光交流課の001の02イベント備品格納庫整備事業1,900万円は、高柳町の三大イベントであります、狐の夜祭り・産業文化まつり・雪まつりや、地域交流イベントで使用いたします備品・用具類の格納庫でありまして、19年度に用地と建物の取得及び実施設計を行いました。本年度、改修工事を行うものであります。  次に、271ページをお開きください。  004の01誘客宣伝事業の内訳の、下から2つ目、2009新潟県大観光交流年推進協議会負担金66万8,000円は、2009年に、JRグループ6社による、全国から新潟へ誘客を図るキャンペーンや、新潟国体の開催、NHK大河ドラマ「天地人」の放映など、新潟県が全国の注目を集める年でありますことから、これらを最大限に活用して、官民一体となった取り組みを行い、効果的・効率的な誘客を図るため、19年度に設立をいたしました同協議会への負担金であります。本年度は、プレキャンペーン活動や全国宣伝販売促進会議、受け入れ体制の充実に係る応分の負担であります。  次の、柏崎地域観光復興推進協議会負担金200万円は、柏崎市、刈羽村、出雲崎町の観光関係者が主体となり、観光関係機関や行政が連携・協働いたしまして、地域観光産業の中越沖地震からの復興に取り組むため、19年度に設立した、同協議会の負担金でありまして、県内外観光客の誘致と物産の販売促進を図る取り組みの活動支援に係る応分の負担であります。  次に、273ページをお開きをください。  中段の、017の01じょんのび村施設整備事業3億7,810万円は、じょんのび村萬歳楽のバリアフリー機能及び設備の省エネ化、並びに老朽化が著しい温泉施設の木造腐食部や設備等の改修経費といたしまして、19年度に実施設計を行いまして、本年度、改修工事を行うものであります。  次の、020の01観光案内看板等整備事業300万円は、19年度に取り組みました柏崎観光ナビと連携をして、まちづくり交付金により、まち歩き観光に向けた案内看板等の作成委託及び設置工事費であります。  次に、大きく飛びます、376・377ページをお開きをいただきたいと思います。  11款災害復旧費のうち、1項農林水産施設災害復旧費であります。総額につきましては、次のページの、378・379ページ、下段の合計欄にありますとおり、1億7,245万5,000円であります。20年度に見込まれる災害復旧経費のほか、中越沖地震の残りの災害復旧経費等を措置をいたしたものであります。  以上、産業振興部所管につきまして、御説明を申し上げました。  何とぞよろしく御審議いただきますよう、お願いを申し上げます。 ○議長(霜田 彰)  都市整備部長。 ○都市整備部長(須田信之)  それでは、都市整備部所管の予算につきまして、主要なものや新規なものについて、御説明申し上げます。  266・267ページをお開きください。  7款1項2目商工振興費として、右の欄、中ほど、学園まちづくり事業室所管分として、101の01柏崎フロンティアパーク整備事業3億5,156万2,000円のうち、4けた下、柏崎フロンティアパーク関連公共施設整備事業委託料1億9,600万円は、第2期地区の道路工事ほかを中小企業基盤整備機構に委託するものであります。次に、5けた下、市の施工分となりますけども、これも、第2期地区のガス・上水道工事負担金1億5,000万円を計上しております。  次に、284・285ページをお開きください。  8款土木費、1項2目建築費、右の欄、中ほど、007住宅・建築物耐震改修等事業365万8,000円のうち、01木造住宅耐震診断費補助金交付事業350万円は、18年度より、引き続き、専門家による耐震診断を実施する方に補助金を交付するものです。  008木造住宅耐震改修費等補助金交付事業900万円は、19年度に引き続き、耐震診断の結果に基づき、耐震改修を実施する方に補助金を交付するものです。  少し飛びまして、290・291ページにまいりまして、8款2項2目道路維持費、右の欄の下段、004の01除雪車購入国庫補助事業2,650万円は、除雪車2台の更新を、また、02除雪車購入市費事業3,150万円は、ロータリー除雪車1台を更新し、除雪体制を強化するものであります。  次に、292・293ページにまいりまして、右の欄、上段、007道路防災総点検事業2,900万円は、地震や豪雨時に発生する災害を未然に防止したいということで、平成8年、9年にかけまして実施をいたしました道路防災総点検調査をもとに、危険度の高い箇所から計画的に改善しているものでございます。平成16年度から継続して、市道柏崎16-1号線、青海川地内の落石危険箇所の改修を予定しております。  その下、3目道路新設改良費、001の01地方道路整備臨時交付金事業2,420万円は、上田尻地内で整備を進めております、市道柏崎9-7号線を継続実施をいたします。当該年度で、残区間の舗装工事を行い、下軽井川地内広域農道から9-1号線まで接続が完了の見込みとなります。02道路新設改良豪雪対策事業4,000万円は、県の河川改修に伴い道路改良を行う、黒部西山線及び市道柏崎8-140号線の2路線としております。03道路新設改良市費事業3,000万円は、次年度以降の新規路線の調査を実施いたします。04道路新設改良県営事業負担金5,500万円は、県管理の国県道の改良工事に伴う市の負担金を措置したものです。06道路新設改良過疎対策事業7,350万円は、西山町地内で過疎計画に基づき整備を進めています、市道柏崎長嶺後谷線ほか1路線を実施いたします。08道路新設改良合併特例事業1,500万円は、高柳町岡田地内の市道柏崎大坪入村線の用地取得、物件補償を実施いたします。  次に、294・295ページにまいりまして、4目橋りょう維持費4,680万円のうち、右の欄、上段になりますが、001の01橋りょう維持補修事業1,000万円は、山室橋ほか2橋の塗装工事が主なものです。  002の01橋りょう修繕工事3,080万円は、高柳地区の姫ノ橋ほか、2橋の修繕工事であります。02地方道路交付金事業600万円は、19年度に実施しております、市内538橋の全橋梁の安全点検業務をもとに、国庫補助事業を導入して、橋梁長寿命化修繕計画を策定するものです。  5目橋りょう新設改良費2,150万円のうち、右の欄、001の01橋りょう新設改良豪雪対策事業650万円は、別山川河川改修に伴う市道柏崎11-4号線、大新田橋の県営事業との合併施工によります負担金です。04橋りょう新設改良過疎対策事業1,500万円は、高柳町岡田地内の市道柏崎岡野町学校線の楽務橋の測量調査を実施するものです。  なお、整備を予定しております道路、橋梁及びその内容につきましては、資料をもとに、所管常任委員会で説明させていただきます。  次に、296・297ページにまいりまして、下段、3項3目河川改修費107万5,000円は、鵜川治水ダム周辺整備事業に伴います、水路つけかえ工事費等を措置したものです。  次に、298・299ページにまいりまして、4目砂防費8,098万3,000円のうち、右の欄、001の10大規模盛土造成地滑動崩落防止事業(中越沖地震)6,000万円は、19年度に引き続き、山本団地の液状化防止対策工事を実施するものです。その下、11大規模盛土造成地滑動崩落防止関連事業(中越沖地震)400万円は、国の補助対象とならない舗装修繕工事、並びに埋設管の移設を行うものです。その下、12急傾斜地崩壊対策県営事業負担金(中越沖地震)1,550万円は、番神ほかでの県営事業に伴う市の負担金を措置したものです。  次に、302・303ページにまいりまして、5項2目まちづくり事業3億2,834万4,000円のうち、右の欄、001の02街路事業市費事業734万4,000円は、新橋海岸線の補助対象外の墓地造成工事が主なものであります。  003の01まちづくり交付金事業9,200万円は、港周辺にぎわい再生事業として、番神岬周辺道路整備工事を、また、19年度より、この事業に組み込みました、新橋海岸線の西永寺わきの道路改良工事に着手いたします。あわせて、浄土寺の墓石の移転補償が主なものであります。  004の10小規模住宅地区改良事業(中越沖地震)2億1,000万円は、被災を受けました番神地区の復旧対策として、国土交通省の補助事業であります、小規模住宅地区改良事業を導入し、この地区の住環境の整備改善を図るものであります。  次に、304・305ページにまいりまして、3目公共下水道費21億7,357万6,000円は、公共下水道事業会計に対する繰出金であります。  その下、4目公園管理費7,112万2,000円は、主として、都市公園24ヵ所及び松雲山荘、港公園、みなとまち海浜公園等に対する維持管理費と整備を各節に計上したものでございます。  次に、306・307ページにまいりまして、下段、5目国道8号バイパス事業対策費223万1,000円は、国道8号柏崎バイパス事業の茨目田塚方面への用地買収に向けた経費であります。  次に、308・309ページにまいりまして、下段でありますが、7目柏崎・夢の森公園事業9,362万6,000円は、昨年6月にオープンしました夢の森公園の管理運営と、そのフィールドを利用して展開します環境学校運営に要する経費であります。  右の欄、001の01柏崎・夢の森公園施設管理費に1,806万6,000円を、また、02里山等保全管理に1,863万3,000円を計上し、管理運営をしてまいります。  002環境学校運営事業は3,018万8,000円で、環境学校体験プログラム等を運営してまいります。  次に、310・311ページにまいりまして、右の欄、中ほど、003基金積立金1,439万円は、基金利子積立金であります。  その下、8目都市防災総合推進費、右の欄、001の01復興まちづくり総合支援事業3,011万5,000円は、被災した市街地の早期復興を図るため、国の支援を受け、えんま通り商店街の再生、駅周辺の工場跡地の利活用の早期事業化に向け、復興まちづくり総合支援事業に取り組んでまいります。  次に、314・315ページにまいりまして、6項住宅費、2目住宅建設費、右の欄、001市営半田住宅建替事業5億223万9,000円は、平成19年度に引き続き、半田団地内に24戸の建設を行うもので、完成は12月の予定であります。  右の欄、中ほど、005罹災者公営住宅整備事業4億2,321万5,000円は、震災により、全壊の罹災を受けられた方を対象に、駅前二丁目地内に55戸、西山町坂田に15戸、合計70戸を19年度に引き続き、整備建設するものであります。  006一般公営住宅整備事業6億1,476万7,000円は、震災により、全壊以外の罹災を受けられた方を対象に、駅前二丁目地内に85戸、西山町坂田に15戸、合計100戸、同じく、19年度に引き続き、整備建設するものであります。  ページ、少し飛びまして、380・381ページをお願いいたします。  11款災害復旧費、2項2目道路橋りょう災害復旧費、右の欄、上段でありますが、101道路橋りょう災害復旧事業11億9,833万1,000円は、中越沖地震で被災した道路の復旧工事を行うものです。  その下、3目河川災害復旧費7,000万1,000円は、中越沖地震で被災した、普通河川と排水路の復旧工事をするものです。  その下、公園施設災害復旧費2,000万円は、中越沖地震で被災している公園施設の復旧を行うものであります。  以上でございます。
     よろしく御審議いただきますよう、お願いいたします。 ○議長(霜田 彰)  消防長。 ○消防長(大島 修)  それでは、消防本部所管部分の歳出の主な内容について、御説明申し上げます。  予算書の316ページ、317ページをお開きください。  9款消防費、1項1目常備消防費、総務課の102常備消防一般管理費7,732万4,000円についてでありますが、これは、01予防業務経費59万7,000円、02警防業務経費608万円、03消防車両等管理費1,224万9,000円、04一般経費の5,839万8,000円であります。  1枚おめくりください。  次に、2目非常備消防費でありますが、これは、消防団担当の職員人件費と消防団関係経費について予算措置したもので、002非常備消防一般管理費1億3,198万円につきましては、01消防団員報酬3,633万6,000円、02消防団員費用弁償2,708万円、03消防団員被服費300万円、04非常備消防施設維持管理費807万5,000円、05分団活動費1,318万5,000円。1枚おめくりください。06一般経費4,367万4,000円であります。  次に、3目消防施設費でありますが、総務課、001消防機械器具施設整備事業94万5,000円は、消防用ホース、吸管などの購入経費であります。  002水利施設整備事業3,578万3,000円は、01防火水槽整備事業843万3,000円と02消火栓整備事業2,735万円であります。  003常備消防施設整備事業3,793万3,000円は、01の常備消防施設整備事業825万8,000円、これは、高柳分遣所の移転改築事業設計委託料441万円と、仮眠室等の改造工事384万8,000円、それから、02常備消防車両整備事業、これは、救急自動車1台の更新に1,978万5,000円、03常備消防資機材整備事業989万円は、更新を予定しております、救急自動車に取りつける高度救急資機材を購入するための経費であります。  次に、4目水防費についてでありますが、総務課、001水防事業52万4,000円は、水防訓練等の費用弁償と、必要な水防資機材の購入経費であります。  以上、御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(霜田 彰)  教育次長。 ○教育次長(歌代俊樹)  教育委員会所管の歳出予算につきまして、新規及び主なる事業を中心に御説明申し上げます。  最初に、5款労働費でございますが、234・235ページをお開きください。  1項労働諸費、2目勤労青少年ホーム運営費です。  003勤労青少年ホーム事業費225万4,000円は、ヤングカルチャー運営費と勤労青少年の仕事や職場、人間関係などの悩みの相談に対処するための夜間相談事業の経費です。  次に、7款の商工費でございますが、少し飛びまして、280・281ページをお開きください。  1項商工費、4目交流プラザ運営費です。  001交流プラザ管理運営事業2,609万円は、市民プラザ内にある産業振興機能を持つ交流プラザ部分の管理運営経費です。  次に、10款の教育費でございますが、少し飛びまして、330・331ぺ一ジをお開き願いたいと思います。  1項教育総務費、2目教育委員会事務局費です。  教育総務課、102学区等審議会経費144万1,000円は、中越沖地震により延期しました、学区等審議会を改めて設置いたします。両町との合併から3年が経過し、市立学校の通学区域の再編成及び再配置等について、全市的な観点から、調査・審議するための運営経費です。  104奨学金貸付事業6,260万円は、貸付金を初め、貸付事業に要する経費であります。20人の貸し付けを予定しております。今年度も、地元2大学進学の学生に対する優先枠5人を設け、経済的な負担の少ない地元大学志向も高めるようにいたします。  1枚めくっていただきまして、3目義務教育振興費です。  学校教育課、001特別支援教育推進事業4,258万3,000円の主なものは、特別支援学級介助事業として、児童の学習指導、自立のための身辺介助、機能訓練を行う介助員21名の配置に要する経費などであります。  1枚めくっていただきまして、003教育支援事業、10子ども安全安心CAPモデル事業100万7,000円は、子供がいじめ、誘拐等、さまざまな暴力から自分を守るための能力を身につけさせるために、小学校2年生の児童を対象とした、ワークショップ形式の活動を通して、その力を育てるものであります。12地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業153万8,000円は、県の委託事業で、地域社会全体で子供や学校の安全を守るため、地域や関係団体、スクールガードリーダーが連携して、学校安全管理を実施するものです。13柏崎の教育3・3・3運動推進事業600万円は、学校・家庭・地域の連携のもと、体験活動を重視し、子供の健やかな成長を目指す3・3・3運動を着実に推進するため、推進事業2年目となる今年度も、全小・中学校に対して、計画的に行う実践活動を支援するものであります。  次の、004英語教育推進事業2,833万4,000円は、外国語指導助手、ALTでございますが、5人体制で、英語教育、国際理解教育の推進を図るものであります。  005指導補助事業1,076万4,000円は、学校現場において、児童・生徒1人1人に対応する、きめ細かな学習指導により、学習効果を上げている指導補助員について、市単独事業で5人配置するものです。  2枚めくっていただきまして、338・339ページをお開きください。  4目教育センター費です。  006教職員研修事業881万1,000円の主なものは、学校現場で活用され、効果を上げています教育情報支援システムについて、その維持管理だけでなく、さらに、情報教育を充実するために、外部民間委託する経費であります。  2枚めくっていただきまして、342・343ページをお開きください。  2項小学校費、1目学校管理費です。  002学校管理事業、04学校用務員委託事業8,822万4,000円は、民間委託で対応する20人分の経費です。後ほど出てまいります中学校費の12人分、5,256万円、347ページでございますけども、と合わせて、小・中学校39校で、32人を民間委託で対応いたします。  1枚めくっていただきまして、2目教育振興費です。  学校教育課、102就学奨励事業3,182万5,000円は、経済的理由によって、就学困難な児童への援助を行うものであります。なお、後ほど出てまいります中学校費にも、就学奨励事業3,156万円、これは、349ページでございますが、計上されております。  103子どもと親の相談員活用調査研究事業36万1,000円は、県の委託事業で、不登校及び問題行動の早期発見や早期対応に向けて、教育相談体制のあり方を調査・研究する経費であります。  次に、3目学校建設費です。  001小学校建設事業5,074万1,000円のうち、02枇杷島小学校改築事業2,590万5,000円の主なものは、枇杷島小学校を現在地で改築するための実施設計委託料です。1枚めくっていただきまして、11施設整備事業420万円は、比角小学校、大洲小学校及び新道小学校の高圧気中開閉器取替工事、火災報知器など、消防用設備改修工事です。15プール浄化装置補修事業750万円は、老朽化した比角小学校及び北条南小学校のプール浄化装置配管改修工事です。20耐震補強事業1,313万6,000円は、災害時に、避難所用として利用される学校施設について、耐震診断未実施の屋内体育館等を年次計画で耐震補強工事を実施するため、本年度は、高柳小学校及び中通小学校の耐震診断及び補強設計委託料を措置したものです。  2枚めくっていただきまして、350・351ページ、3項中学校費、2目教育振興費です。  103心の教室相談員事業149万8,000円は、中学校において、生徒の悩み等の教育相談に対応するため、相談員を設置するものです。  次に、3目学校建設費です。  001中学校建設事業、01施設整備事業250万円は、中学校の施設整備工事費で、火災報知器など、消防用設備改修工事費です。04第二中学校改築事業2億1,781万4,000円は、旧校舎、屋内体育館跡地のグラウンド整備工事です。10耐震補強事業1,546万7,000円は、小学校と同様に、災害時に避難所用として利用される学校施設について、耐震診断未実施の屋内体育館等を年次計画で耐震補強工事を実施するため、本年度は、東中学校の耐震診断及び補強設計委託料を措置したものです。  次に、4項社会教育費、1目社会教育総務費です。  生涯学習・体育課、002生涯学習推進事業、02市民大学開設事業179万6,000円は、市民に幅広く学ぶ場を提供するよう、大学等と連携し、歴史・文化や今日的なテーマなどの講座を実施します。  1枚めくっていただきまして、010地域で育む子ども育成事業93万3,000円は、目的を持った立派な「柏崎ッ子」を育成するため、親や地域の意識向上を図る必要があることから、市内小・中学校PTA連合会と協力して、講演会、研修会などを実施します。  1枚めくっていただきまして、02学習プラザ施設整備事業78万8,000円は、人工肛門や人口膀胱を持つ方が、安心して利用できるよう、人工排泄装置洗浄トイレを設置いたします。  014放課後子ども教室推進事業401万9,000円は、国において、平成19年度から実施された、放課後子どもプランを推進事業に取り組み、放課後や週末に、地域の施設等を活用し、子供たちに、遊びや学びの機会を提供する活動の中で、子供の居場所づくりなどを実施いたします。  次に、2目埋蔵文化財保護費です。  021遺跡発掘調査事業1億1,243万2,000円のうち、01柏崎市内遺跡発掘調査事業680万3,000円は、国道352号線建設事業に伴う、椎谷遺跡群の事前調査となる試掘確認調査費及び、中越沖地震で破損した遺物の修復に必要な経費であります。  1枚めくっていただきまして、02未報告資料整理事業から、次の359ページ、43坂田遺跡(市道杉本線)まで、いずれも、遺跡の発掘調査や出土物等の整理作業などに要する経費です。発掘調査で明らかとなった内容は、その成果を広く市民の皆様にお知らせしてまいりたいと思います。  364・365ページをお開きいただきたいと思います。  3目公民館費です。  005生涯学習振興市費事業の11合併記念演劇公演事業170万円は、中越沖地震により延期しましたが、震災復興事業として、合併特例交付金を活用し、合併を機に歴史的、文化的な交流が、さらに広がるよう、日本石油創始者、内藤久寛にスポットを当て、合併記念演劇を公演するものであります。  次に、4目図書館費です。  1枚めくっていただきまして、367ページ、001図書館管理運営費、07イベント開催費75万2,000円は、新潟県立近代美術館所蔵品展を開催します。09図書館資料整備事業55万3,000円は、郷土資料が、使用による損傷や経年による劣化により、将来にわたる保存、閲覧が難しくなるおそれがあるため、電子保存をすることにし、最初に、郷土新聞のマイクロフィルムをデジタル化に移行するものであります。  1枚めくっていただきまして、5項保健体育費、1目保健体育総務費です。  教育総務課、002学校給食単独校管理事業3,428万1,000円は、単独調理校6校の学校給食業務の維持管理運営費です。今年度から、行政改革に基づいて、これまでの米山小学校に加えて、新たに、西山地区の小・中学校4校の調理業務を民間委託いたします。  003食教育推進事業27万3,000円は、学校・保護者・地域が連携し、児童・生徒の食育を推進していくために、5回目となる食育フォーラム2009を開催します。  次に、学校教育課、101学校保健管理事業、05一般経費470万1,000円、この中から、すべての小・中学校にAED自動体外式除細動器を配備して、児童・生徒及び学校施設利用者の緊急時に備えます。  次に、372・373ページをお開きいただきたいと思います。  2目体育振興費です。  05一般経費2,079万円は、柏崎市体育協会、地区体育協会連絡協議会の支援事業です。柏崎市体育協会からは、市民の総合体育団体として、強い選手の育成、市民の体位向上と健康の増進を図っていただきます。  003選手強化事業300万円は、国体開催種目である水球競技の選手強化補助金です。  なお、卓球、ハンドボール、その他の種目の強化費は、その上の05一般経費、体育協会補助金の中に800万円計上されております。  次に、3目体育施設費です。  001体育施設管理運営事業の01体育施設管理運営経費2億9,673万4,000円は、総合体育館、アクアパークなど、13施設を指定管理者の財団法人柏崎市観光レクリエーション振興公社に対する管理代行料及び、市の直営施設の西山総合体育館、北園体育館など、7施設の管理運営経費です。  002体育施設整備事業の01佐藤池野球場整備事業6,940万円は、中越沖地震により被災した球場フィールドの不陸修正、スタンドの復旧工事及び実施設計施工監理業務委託を行うものであります。  1枚めくっていただきまして、06総合体育館整備事業470万円は、吸収式冷温水器分解整備工事です。19西山総合体育館整備事業5,000万円は、中越沖地震により被災したアリーナ天井及び天井裏つりボルトの復旧とアリーナ床の塗替え工事及び設計を委託するものであります。21西山野球場整備事業6,000万円は、中越沖地震により被災した球場フィールドの不陸修正、外野擁壁、外周のり面の復旧工事及び実施設計施工監理を委託するものであります。  高柳町こども自然王国課、101高柳町スキー場経費2,845万6,000円は、高柳ガルルスキー場の管理委託料、通信ケーブル等のオーバーホールに係る修繕料です。  次に、4目学校給食共同調理場運営費です。  1枚めくってください。  004給食施設設備整備事業、02給食設備整備事業1,800万円は、北部地区調理場の食缶洗浄機、食器洗浄機などを老朽化に伴い整備するものであります。04枇杷島地区学校給食共同調理場改築事業4億6,766万5,000円は、老朽化が著しい中央地区調理場を2ヵ所に分散し、改築するもので、今年度は、1ヵ所目の調理場として、鏡ヶ沖中学校に併設して、枇杷島地区共同調理場の改築工事を行うものです。あわせて、調理機器等の給食備品も整備いたします。  05中央地区学校給食共同調理場改築事業1,168万円は、中央地区調理場2ヵ所に分散改築する、もう1ヵ所の共同調理場の測量及び設計委託を行うものであります。改築予定地としては、現中央地区共同調理場の裏手にあります、消防署の空き地を予定しております。06高柳地区学校給食共同調理場改修事業5,400万円は、老朽化が著しいため、学校給食衛生管理の基準に沿った施設に改修するもので、設計委託及び改修工事を行うものであります。  以上で、教育委員会所管事項の説明を終わらせていただきます。  何とぞよろしく御審議のほど、お願い申し上げます。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第22(議第21号) 平成20年度国民健康保険事業特別会計予算 日程第23(議第22号) 平成20年度老人保健特別会計予算 日程第24(議第23号) 平成20年度後期高齢者医療特別会計予算 日程第25(議第24号) 平成20年度介護保険特別会計予算 日程第26(議第25号) 平成20年度新潟県立こども自然王国管理運営事業特別会計              予算 日程第27(議第26号) 平成20年度土地取得事業特別会計予算 日程第28(議第27号) 平成20年度墓園事業特別会計予算 日程第29(議第28号) 平成20年度ガス事業会計予算 日程第30(議第29号) 平成20年度水道事業会計予算 日程第31(議第30号) 平成20年度工業用水道事業会計予算 日程第32(議第31号) 平成20年度公共下水道事業会計予算 日程第33(議第32号) 平成20年度農業集落排水事業会計予算 ○議長(霜田 彰)  日程第22 平成20年度国民健康保険事業特別会計予算から日程第33 平成20年度農業集落排水事業会計予算までの12案を一括議題とします。  なお、議第28号及び議第32号については、お手元に正誤表が配付されておりますので、念のため申し上げます。  提案理由の説明を求めます。  最初に、福祉保健部長。
    ○福祉保健部長(近藤清信)  それでは、議第21号から議第25号まで、一括説明をさせていただきたいと思います。  まず最初に、議第21号の平成20年度国民健康保険事業特別会計予算について、御説明を申し上げます。  予算書の407ページをお開きいただきたいと思います。  上から3行目の、第1条、事業勘定の予算総額は86億5,416万6,000円で、前年度と比較して2億220万7,000円の増額、率にして2.4%の増であります。  同じく、2項直営診療施設勘定の予算総額は4億1,651万3,000円で、前年度と比較して645万2,000円の増額で編成をいたしました。  事業勘定は、本年の4月から、75歳以上の方を対象とした、後期高齢者医療制度が始まることから、この制度を支えるため、新たに、後期高齢者支援金を各保険者が負担することとなり、これにより、国民健康保険被保険者は、75歳未満の方が対象となります。加入者は1万3,113世帯、2万2,690人で、それぞれ5,024世帯、1万250人の減少となります。また、65歳以上の退職被保険者が一般被保険者となり、これらの方を含めた65歳以上の被保険者が前期高齢者と位置づけ、各保険者間の負担調整が図られ、前期高齢者交付金が交付されることとなります。国民健康保険税については、地方税法の改正に伴い、賦課構成が今までの医療分・介護分から、医療分・支援金分・介護分となり、これらを踏まえて、平成20年度からの税率改正を見込んでいます。また、直営診療施設勘定は、職員人件費が増額となったものであります。  それでは、事業勘定の歳出から御説明いたしますので、予算書の430・431ページをお開きください。  1款1項1目一般管理費1億726万6,000円は、2項1目徴税総務費4,873万円は、職員人件費のほか、医療給付の適正化事業、国保システムサービス委託料、法改正に対応するシステム改修委託費等の事務的経費を計上したものであります。  432・433ページの、3項1目運営協議会費については、特に申し述べることはございません。  2款保険給付費は、434ページの1項療養諸費の計欄51億1,846万1,000円、2項高額療養費の、同じく計欄4億8,802万9,000円、3項移送費計欄90万円、4項出産育児諸費計欄2,625万円、1枚めくっていただきまして、5項の葬祭諸費計欄1,100万円を合わせまして、56億4,464万円を計上したもので、前年度と比較をして3,178万8,000円の減額となります。これは、療養給付費については、65歳以上の退職被保険者の一般被保険者への移行を考慮して、過去の実績に基づいて算定するとともに、75歳以上の被保険者が後期高齢者医療制度に移行することから、葬祭費が減額となることが、主なる要因であります。  3款後期高齢者支援金等8億6,805万5,000円は、医療制度改革に伴う後期高齢者医療制度の創設により、従来の老人保健拠出金にかわるものとして、各保険者が社会保険診療報酬支払基金に支払うもので、支援金8億6,791万8,000円及び事務費拠出金13万7,000円を計上しています。  4款前期高齢者納付金等65万9,000円は、新たに、65歳以上の前期高齢者に係る医療保険の制度間での負担の均衡を調整するため交付される、前期高齢者交付金に係る事務費拠出金を計上したものです。  5款1項老人保健拠出金1億8,866万5,000円は、老人保健制度に要する費用に充てるため、各保険者が老人医療や老人加入率等に応じて拠出を負担するものであり、医療費拠出分として、1目に1億8,600万円、事務費拠出金として、2目に266万5,000円を措置しました。前年度と比較して、83.2%の減となります。主な要因は、高齢者医療制度の改正に伴い、老人保健医療制度が廃止となることによるもので、ことし3月診療分拠出金及び平成18年度精算金分を計上したものであります。  6款介護納付金3億4,382万6,000円は、介護保険制度に伴う社会保険診療報酬支払基金への納付金であり、国保の介護保険第2号被保険者に係る納付金分を納付するものです。  なお、1人当たりの納付負担見込み額が4万9,700円で、平成19年度に比べて0.4%の増となりますが、被保険者の減少を見込み、前年度と比較して、18.4%の減となります。  次に、438ページ、439ページにまいりまして、7款1項共同事業拠出金、1目高額医療費拠出金1億7,170万5,000円は、1件当たり80万円を超える高額医療費に対し、国保団体連合会より、一定の率で交付される共同事業交付金などに対する各保険者の割り当て分です。  2目保険財政共同安定化事業拠出金9億6,013万円は、平成18年10月から実施されたもので、県内市町村国保間の保険料の平準化及び、財政の安定化を図るため、1件当たり30万円以上の高額療養費に対し、国保団体連合会より、一定の率で交付される交付金に対する保険者の割り当て分を措置したものであります。  8款1項保健事業費、1目保健衛生普及費1億251万8,000円は、441ページにかけて、被保険者への医療費通知や健康増進、疾病予防に資する事業を積極的に実施するとともに、本年度から新たに、40歳以上75歳未満の者を対象に、特定健康診査等の実施が各保険者に義務づけられたことから、前年度と比較して6,459万8,000円、率にして170.4%の大幅な増額となっています。主な事業は、健康増進計画「健康みらい柏崎21」推進のための事業費、健康イキイキ地区活動や総合健診のほか、制度改正に伴う特定健康診査及び保健指導の実施経費として、7,000万円を計上しました。  次に、11款諸支出金は、443ページにかけて、保険税の償還金及び還付加算金、延滞金として608万3,000円を計上するとともに、3項繰出金1億7,313万9,000円は、北条診療所、野田診療所及び高柳診療所の運営費等について、直営診療施設勘定へ繰り出すものであります。  以上で、歳出を終わりまして、次に、歳入について、御説明を申し上げます。  前に戻っていただきまして、420・421ページをお開きください。  1款1項国民健康保険税及び2項国民健康保険料の計16億4,402万2,000円は、前年度と比較して8億8,394万5,000円、35.0%の減となりました。本年分は、医療費・支援分及び介護納付金分ともに、税率改正を見込んで計上しましたが、後期高齢者医療制度の創設に伴い、被保険者数、世帯数が減少したことが大きな要因であります。  次に、1枚めくっていただきまして、3款国庫支出金は、1項国庫負担金12億109万5,000円、2項国庫補助金3億1,503万2,000円の合わせて15億1,612万7,000円で、前年度と比較して22.7%の減となっています。歳出で説明したとおり、高額医療費共同事業負担金及び、新たに特定健康診査等負担金が増額となるものの、後期高齢者医療制度の創設により、療養給付費、老人保健拠出金負担金、財政調整交付金が減額となることによるものです。  4款療養給付費交付金5億1,231万3,000円は、社会保険診療報酬支払基金からの退職者医療費に対する交付金でございますが、65歳以上の退職被保険者の一般被保険者への移行に伴い、療養給付費が減少することから、前年度と比較して73.6%減で計上したものです。  5款1項前期高齢者交付金28億2,128万1,000円は、今年度から、新たに65歳以上の前期高齢者の医療給付費及び後期高齢者支援金に対する医療制度間の財政調整として、社会保険診療報酬支払基金から交付されるものです。  424・425ページにまいりまして、6款1項県負担金4,904万1,000円は、歳出で御説明いたしました、高額医療費共同事業拠出金の4分の1相当額を、国と同様の高額医療費共同事業負担金として、また、特定健康診査費用の3分の1相当額を特定健康診査等負担金として計上しました。  2項県補助金2億3,630万2,000円は、県の財政調整交付金で、1号調整交付金は、療養給付費等に対するものであり、2号調整交付金は、主に保険者の健康事業の取り組みに対しての評価基準により、交付される支援制度であります。  7款1項共同事業交付金12億2,572万2,000円は、同じく、歳出で御説明を申し上げました、7款共同事業拠出金として、国保団体連合会に拠出する金額に対応するもので、前年度比3億75万3,000円の増となっています。  次に、426・427ページにまいりまして、9款1項他会計繰入金5億7,095万7,000円は、前年度と比較して、1億1,871万9,000円の減となっています。法定内繰入金として、保険基盤安定繰入金2億982万4,000円、職員給与費等繰入金1億6,233万9,000円、出産育児一時金等繰入金1,750万円、財政安定化支援事業繰入金2,000万円を計上しています。また、直診勘定分1億6,129万4,000円は、北条・野田・高柳診療所の運営費等の不足分に対応するものです。  9款2項基金繰入金は、今回の国保税率改正に伴い、低所得者層の負担が増加すること、中越沖地震の復旧下であること等を考慮して、負担軽減を図るため、平成20・21年度に、それぞれ5,000万円を基金から繰り入れることとしています。  11款諸収入は、428・429ページにかけまして、延滞金のほか、健康診査及び特定健康診査等の一部負担金が主なもので、1項及び2項合わせて2,625万7,000円を計上させていただきました。  続きまして、直営診療施設勘定について、御説明を申し上げます。  予算書は、451ページからになります。  それでは、同じく、歳出から御説明を申し上げたいと思いますので、462・463ページをお開きください。  歳出の内容については、野田・北条及び高柳診療所の運営に要する経費であります。  1款1項施設管理費、466ページの計欄3億2,011万5,000円、2項研究研修費117万5,000円は、野田・北条及び高柳診療所の医師、職員の人件費と、各診療所の運営費及び研究・研修費であります。  468・469ページの、2款1項医業費の計欄9,118万4,000円は、3診療所の医薬用機材器具、消耗器材、医薬品材料費等、1枚めくっていただきまして、2項給食費260万8,000円は、高柳診療所の入院患者に係る給食用器具、材料費を計上しています。  3款施設整備費43万1,000円は、北条診療所の井戸水配管復旧工事等を実施したいというものであります。  次に、歳入について、御説明を申し上げます。  前に戻っていただきまして、454・455ページをお開きください。  1款1項外来収入2億824万8,000円及び、2項その他診療収入563万5,000円は、野田・北条及び高柳診療所の診療・検査等の収入です。  457ページにかけて、3項入院収入2,103万円は、高柳診療所における入院診療収入です。  外来収入及び入院収入においては、老人保健制度が後期高齢者医療制度に移行されることから、後期高齢者診療報酬収入を、昨年度までの2款介護収入を、今年度から診療収入に組み替えることとして、介護報酬収入を新たに目として設置して、予算計上させていただきました。  2款使用料及び手数料から4款寄附金までは、特に申し上げることはございません。  次に、458・459ページの5款繰入金、1項事業勘定繰入金1億7,313万9,000円は、野田・北条及び高柳診療所の運営費等の不足を補うため、一般会計から繰入金として事業勘定で受け入れをし、診療所に係る国県支出金と合わせて、事業勘定から繰り入れるものです。  以上が、直診勘定分でございます。  407ページに戻りまして、第2条で、一時借入金の最高限度額を1億円と定めています。  以上で、国民健康保険事業特別会計の説明を終わります。  続きまして、議第22号平成20年度老人保健特別会計予算について、御説明を申し上げます。  予算書の482・483ページをごらんください。  本年度予算総額は7億4,514万2,000円で、前年度と比較して76億7,429万3,000円の減、率にして91.1%の減で編成をしました。これは、前に述べたとおり、今までの老人保健制度にかわって、平成20年4月から、後期高齢者医療制度が開始されることから、75歳以上の方は新制度へ移行することとなります。このため、本会計については、主に平成20年3月診療分の医療給付費及び、平成20年3月以前の医療費支給費のみの計上となることから、大きく減額となったものであります。  それでは、歳出から御説明を申し上げますので、予算書の494・495ページをお開きください。  1款1項総務管理費297万3,000円は、右の説明欄記載のとおり、共同電算処理業務、システム管理費、保険者別医療費通知等の委託料などが主なるものです。  2款医療諸費7億4,216万8,000円は、平成20年3月診療分の総医療費から一部負担金を差し引いた医療給付費、医療支給費及び審査支払委託料を計上したものであります。  次に、歳入について、御説明を申し上げます。  前に戻っていただきまして、490・491ページをお開きください。  1款支払基金交付金3億8,461万円で、医療給付費、医療費支給費の約50%及び審査支払手数料の全額を計上しました。  2款国庫支出金は、医療給付費、医療費支給費の12分の4相当額の2億3,836万7,000円を計上しました。  また、3款県支出金は、医療給付費、医療費支給費の12分の1相当額の5,959万1,000円を計上させていただきました。  4款繰入金は6,256万7,000円で、医療給付費、医療費支給費の12分の1相当額及び事務費分を一般会計から繰り入れるものであります。  5款繰越金、6款諸収入は、特に説明申し上げることはございません。  以上が、老人保健特別会計の説明でございます。  続きまして、議第23号平成20年度後期高齢者医療特別会計予算について、御説明申し上げますので、予算書の502・503ページをお開きください。  本会計は、老人保健制度にかわって、平成20年4月から始まる後期高齢者医療制度に関連して設置するもので、歳入歳出予算総額9億3,454万3,000円で編成しております。  予算説明の前に、この医療制度の概要について、若干、説明をさせていただきたいと思います。  後期高齢者医療に係る事務については、都道府県ごとに、すべての市町村が加入して設立された、後期高齢者医療広域連合が主体となって運営するもので、新潟県では、昨年3月1日に設立され、本年4月からの制度開始に向けて、準備を進めてるとこであります。  この医療制度の仕組みは、主に75歳以上の方を被保険者として医療費の給付を行うもので、公費約5割、各医療保険者からの支援金約4割と、被保険者の保険料1割で、負担することとなります。  また、広域連合と市町村との役割分担により、被保険者証の交付、保険料の決定や医療費の給付事務については広域連合で、各種申請の受付や被保険者証の引き渡し等の窓口業務及び保険料の徴収は、市町村の事務となっています。  それでは、歳出から御説明を申し上げます。  512・513ページをお開きください。  1款1項総務管理費1,803万6,000円は、説明欄に記載のとおり、非常勤職員2名分、電算システム管理等の委託料、電算機器借上料等の事務経費を計上したものです。  2項徴収費255万8,000円は、保険料徴収に係る経費を措置をいたしました。  2款後期高齢者医療広域連合納付金9億1,293万9,000円は、徴収した保険料の広域連合への納付金で、内訳としては、延滞金を含む徴収保険料7億2,567万6,000円と、保険基盤安定、保険料の軽減補てん分でありますが、1億8,726万3,000円であります。  514・515の、3款諸支出金、4款予備費については、特に御説明申し上げることはございません。  次に、歳入につきまして、御説明申し上げますので、前に戻っていただきまして、510・511ページをお開きいただきたいと思います。  1款1項後期高齢者医療保険料7億2,567万5,000円は、広域連合からの賦課収納通知額を計上させていただきました。収納率は、99.6%に設定をしてあります。保険料については、1人当り所得割額が7.15%、均等割額が3万5,300円であり、低所得世帯に対する均等割額の軽減等を考慮してあります。徴収方法は、原則年金からの天引きによる特別徴収となりますが、年金年額18万円未満の方及び介護保険料との合算額が年金受給額の2分の1を超える場合は、普通徴収となります。  次に、2款繰入金、1項一般会計繰入金2億883万7,000円は、事務費繰入金として2,157万4,000円を、保険基盤安定繰入金として、保険料軽減分1億8,726万3,000円を一般会計から繰り入れるものであります。  3款諸収入については、特に御説明申し上げることはございません。  以上で、後期高齢者医療特別会計の説明を終わらせていただきたいと思います。  次に、議第24号平成20年度介護保険特別会計予算について、御説明申し上げます。  予算書の519ページをごらんください。  介護保険特別会計の予算総額は60億9,914万2,000円で、前年度と比較して、2億5,280万1,000円の増額で編成しました。  第2条として、歳出2款、保険給付費について、項内での予算流用が困難な事態に対応するため、各項の予算額に不足が生じた場合は、同一款内での流用ができる旨を定めています。  介護保険事業につきましては、第3期介護保険事業計画の最終年度でありますが、歳入歳出とも、平成19年度決算見込みに基づき算出を行ったため、計画との差異が生じています。具体的には、保険料段階の被保険者数が上位にシフトしていることから、保険料が増収、保険給付費が介護報酬の減額改定や、介護施設から医療施設への転換等により、減額となっています。  いずれにいたしましても、介護保険法に基づいて、適正な給付を行うとともに、虚弱な高齢者を対象とする、地域支援事業である介護予防事業や地域包括支援センターの運営、介護保険施設整備の支援等の各種事業を推進してまいります。また、平成21年度から23年度の3ヵ年を計画期間とした、第4期介護保険事業計画策定を行うこととしています。  それでは、歳出から御説明を申し上げますので、538・539ページをお開きください。  1款1項総務管理費1億6,922万9,000円は、職員人件費及び介護保険事務電算処理システム改修委託料等が主なものですが、前年度と比較して、元気支援課の職員人件費1名分が増額となっています。  2項徴収費は、特に御説明申し上げることはございません。  540・541ページにかけまして、3項介護認定審査会費7,611万1,000円は、介護認定審査会及び認定調査等に係る経費であります。  次に、542・543ページの5項運営協議会費等では、001の02介護保険事業計画策定事業費167万5,000円は、第4期介護保険事業計画策定に係る経費を計上したものであります。  次に、542ページから545ページにかけて、2款保険給付費、1項介護サービス等諸費51億2,432万円は、要介護1から5の認定を受けた利用者に対する介護サービス給付費で、前年度と比較して、1億2,763万4,000円の増額となっています。  このうち、1目居宅介護サービス給付費19億9,196万9,000円は、平成19年度利用実績に基づいて積算した結果、訪問介護や通所介護が減額となることから、前年度と比較して、7,530万6,000円の減額となっています。これは、昨年7月に開所した新規特養施設への入所及び、震災による緊急入所により、サービス対象者が減少したことが要因と考えられます。  2目特例居宅介護サービス給付費2,147万3,000円は、高浜ショートステイに係る給付費で、利用実績に基づき計上したものです。  3目地域密着型介護サービス給付費1億9,155万1,000円は、市内3カ所の認知症対応型グループホーム及び小規模多機能型居宅介護施設2ヵ所に対する給付費です。  なお、小規模多機能型居宅介護施設の整備については、昨年度において、東日常生活圏域での整備を予定していましたが実現せず、今年度は、南、それから、東日常生活圏域でのオープンを目指します。  5目施設介護サービス給付費26億6,807万7,000円は、昨年7月に開所した特別養護老人ホーム「くじらなみ」が通年となること、震災による緊急入所が増加したこと等により、施設入所者数が増となったことから、前年度と比較して、2億6,758万7,000円の増額で計上しました。  1枚めくっていただいて、9目居宅介護サービス計画給付費2億2,932万3,000円は、要介護者がサービスを利用するためのケアプラン作成経費であります。平成19年度の実績見込み額を踏まえて計上したもので、前年度と比較して、3,410万1,000円の減額となっています。  次に、547ページにかけて、2項介護予防サービス等諸費2億3,279万1,000円は、要支援に認定された人に対する介護予防サービス経費で、前年度と比較して、6,020万4,000円の増額となっております。これは、地域包括支援センター機能の定着により、要支援1・2の認定者の介護予防サービス利用が増加していることによるものです。  このうち、1目介護予防サービス給付費1億9,326万4,000円は、訪問介護、訪問看護、デイサービス、短期入所に係る給付費で、前年度比5,465万4,000円の増額となっています。
     7目介護予防サービス計画給付費2,823万4,000円は、地域包括支援センターにおける、ケアプラン作成件数の増加に伴うもので、前年度比731万8,000円の増額で計上しました。  546・547ページの4項高額介護サービス等費7,277万8,000円は、低所得者対策として、自己負担額が一定額を超えた場合に支払うものであります。  5項特定入所者介護サービス等費2億2,830万4,000円は、食費・居住費が自己負担となったことに伴い、低所得のサービス利用者の自己負担額が一定額を超えた場合に給付するものであります。  548・549ページにまいりまして、4款地域支援事業費は、平成18年度から介護保険事業として、新たに始まったもので、すべての高齢者を対象に、介護が必要とならないためのサービスを提供する事業です。  1項介護予防事業費、1目介護予防特定高齢者施策事業費5,271万4,000円は、特定高齢者把握事業として、生活機能が低下し、要支援・要介護状態になるおそれのある特定高齢者を早期に把握し、介護予防に資するため、本年度から新たに、65歳以上者を対象に、生活機能評価健診が義務づけられ、実施するものであります。あわせて、筋力トレーニング、介護予防教室、訪問指導施策強化事業に係る経費を計上しました。  2目介護予防一般高齢者施策事業費2,312万1,000円は、一般高齢者を対象に、介護予防普及啓発、筋力トレーニング、転倒予防、介護予防教室、高齢者運動サポーター事業等を実施し、介護予防に努めるものであります。  また、554ページから555ページの2項包括的支援事業・任意事業費9,491万7,000円は、地域包括支援センターに委託する包括的支援事業費9,193万2,000円のほか、家族介護支援、認知症高齢者対策として、介護者の外出を支援するための見守り事業を、新たに実施するとともに、サポーター養成などを行います。  556・557ページの、5款、6款、7款については、特に御説明を申し上げることはございません。  以上で、歳出を終わりまして、次に、歳入について、御説明を申し上げます。  戻りまして、530・531ページをお開きください。  1款保険料は10億1,944万5,000円で、前年度と比較して、2,745万8,000円の増額となっています。これは、第1号被保険者の増によるものです。  なお、税制改正に伴う激変緩和措置は、平成19年度で終了しますが、被保険者の負担軽減を図るため、今年度も継続することとしています。  2款、3款については、説明を省略させていただきたいと思います。  4款国庫支出金、1項国庫負担金は、国が保険給付費について、給付費の15%及び、施設給付費以外の20%を負担します、介護給付費負担金の9億8,165万4,000円です。  2項国庫補助金は、保険給付費の約7%が交付をされます調整交付金3億6,271万6,000円と、地域支援事業に対する交付金で、事業費の25%を負担します地域支援事業交付金1,907万4,000円、事業費の40.5%を負担します地域支援事業交付金3,844万2,000円であります。  次に、532・533ページの5款支払基金交付金は、第2号被保険者の保険料として、保険給付費の31%に相当する額を社会保険診療報酬支払基金から交付を受ける介護給付費交付金17億5,690万7,000円と、介護予防事業費の31%を負担します地域支援事業交付金2,365万1,000円です。  6款県支出金は、県が保険給付費について、施設給付費の17.5%及び、施設給付費以外の12.5%を負担します介護給付費負担金の8億6,026万4,000円と、地域支援事業に対する交付金で、事業費の12.5%を負担します地域支援事業交付金953万7,000円、事業費の20.25%を負担します地域支援事業交付金1,922万1,000円であります。  次に、534・535ページにまいりまして、8款1項一般会計繰入金、1目介護給付費繰入金は、市が保険給付費の12.5%を負担します介護給付費繰入金7億842万9,000円、2目は、地域支援事業に対する繰入金で、事業費の12.5%を負担をします地域支援事業繰入金953万6,000円、3目は、事業費の20.25%を負担します地域支援事業繰入金1,922万円です。4目その他一般会計繰入金2億4,878万2,000円は、職員の人件費や一般経費及び、認定審査会等に係る事務費繰入金であります。  2項基金繰入金は、保険料の不足分として、介護給付費準備基金から、1,055万1,000円を繰り入れるものであります。  9款繰越金715万1,000円は、保険料及び国庫支出金等の返還金分を計上したものであります。  10款については、説明を省略させていただきたいと思います。  以上で、介護保険事業特別会計の説明を終わらせていただきます。  最後に、議第25号平成20年度新潟県立こども自然王国管理運営事業特別会計予算について、御説明申し上げます。  予算書の567ページをごらんください。  本年度予算総額は1億5,176万4,000円で、前年度と比較して、910万6,000円の減額で編成をいたしました。  それでは、歳出から御説明申し上げますので、580・581ページをお開きください。  1款1項1目一般管理費2,185万2,000円は、右の説明欄記載のとおり、職員の人件費、施設維持管理経費を計上いたしました。  なお、職員人件費は1名の減となっています。  2款1項1目事業費1億2,969万9,000円は、館内設備や大型遊具の修繕及び、体験プログラム等運営業務委託料などが主なものであります。  3款公債費11万3,000円は、中越沖地震に伴う災害復旧事業債に係る償還利子であります。  以上で、歳出終わりまして、次に、歳入について、御説明を申し上げますので、前に戻っていただきまして、576・577ページをお開きいただきたいと思います。  1款事業収入は、前年度比348万4,000円増の6,257万7,000円を見込んでいます。独自プログラム、イベント開催、県委託事業の活用等による情報発信の強化により、誘客数の増加を図ることとしているものであります。  2款県支出金、1項県委託金300万円は、児童・子育て環境づくり事業委託金を計上させていただきました。  3款繰入金6,754万8,000円は、一般会計からの繰り入れで、前年度と比較して、212万5,000円の減額であります。  5款諸収入1,763万9,000円は、説明欄に記載のとおり、プログラム指導料、土産品販売料等が主なものであります。  以上で、福祉保健部所管の特別会計予算の説明を終わらせていただきたいと思います。  何とぞよろしく御審議のほど、お願いいたします。 ○議長(霜田 彰)  ここでしばらく休憩します。                午後 3時09分 休憩         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~                午後 3時25分 再開 ○議長(霜田 彰)  会議を再開します。  休憩前の議事を続けます。  財務部長。 ○財務部長(村木正博)  議第26号平成20年度土地取得事業特別会計予算について、御説明を申し上げます。  予算書では、593ページをお開きください。  この会計は、条例で定めております土地開発基金を原資として、公共事業用地等の取得を円滑に行い、その経理の明確化を図るために設置をしてあるものでございます。平成20年度の予算総額は7億円、前年度と同額となっております。  歳出から御説明申し上げますので、604・605ページをお開きください。  1款1項1目公共用地取得費5億円は、今年度の公共用地先行取得のための費用を見込んだものであります。  2款1項1目基金償還金2億円は、土地開発基金借入金の償還及び運用利子の積み立てであります。  歳入について御説明申し上げますので、1枚お戻りいただいて、602・603ページをごらんください。  1款1項1目不動産売払収入2億円は、道路改良事業用地などとして先行取得をいたしました土地について、公共事業用地として、一般会計が今年度買い戻す予定額を計上したものであります。  2款1項1目基金借入金5億円は、今年度の公共用地先行取得の財源として、基金からの借入金を措置したものであります。  以上でございます。  何とぞよろしく御審議願います。 ○議長(霜田 彰)  次に、市民生活部長。 ○市民生活部長(山田信行)  議第27号平成20年度墓園事業特別会計予算について、御説明いたします。  607ページからでございます。  柏崎市墓園は、現在までに、6期にわたる造成工事を行い、9墓域2,352区画が整備されており、平成20年1月末までで、2,324区画が貸し付けされております。これを差し引きした保有区画は、残は28区画となっております。この保有分は、最近の貸し付け状況から勘案すると、1年分程度と考えられますので、新墓域10区の造成工事を行います。この10区は、西側の高台にあります8区の下の道路沿いで、4平米区画、190区画程度を造成し、そのうち100区画を公募で貸し付けをし、残り約90区画を保有分とする計画でございます。  それでは、歳出から御説明いたします。  予算書の620・621ページをごらんください。  歳出合計は、3,813万5,000円で、前年度に比べ、2,476万4,000円の増額になっております。増額となった主な要因は、今ほど御説明申し上げました、墓園整備事業費の増額によるものであります。  1款事業費、1項1目墓園管理費、001の01墓園管理事業587万2,000円は、墓園管理委託料207万3,000円のほか、墓園管理に必要な経費を計上いたしました。  2目墓園整備事業費、001の01墓園整備事業3,226万3,000円は、新墓域10区の造成約190のほかに、8区駐車場の舗装工事を行います。  次に、歳入について、御説明申し上げます。  戻りまして、618・619ページをごらんください。  1款使用料及び手数料、1項1目墓地使用料の墓地永代使用料2,490万円は、新規貸し付け20基分と公募100基分によるものです。  2項1目墓地手数料の16万2,000円は、墓地の使用者から墓地管理手数料を納入していただくものであります。  2款財産収入、1項1目の利子及び配当金の23万3,000円は、墓園管理基金の利子収入であります。  3款繰入金、1項1目の基金繰入金1,428万3,000円は、墓園管理基金からの繰入金であります。  4款繰越金は、1,000円を計上いたしました。  5款諸収入、1項1目の雑入の4万2,000円は、電気使用料に対する原子力立地給付金などであります。  合わせまして、歳入合計3,813万5,000円で、歳出との均衡を図っております。  以上、よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 ○議長(霜田 彰)  ガス水道局長。 ○ガス水道局長(品田正樹)  議第28号から議第32号まで、一括御説明を申し上げます。  最初に、議第28号平成20年度ガス事業会計予算について、御説明申し上げます。  予算書では、625ページからとなります。  ガス事業は、天候に左右されやすい事業の特殊性、電気・石油・プロパンガス等の、ほかの燃料とのエネルギー間競争の中にあるなど、依然厳しい環境にあります。  原油価格高騰への対応や温暖化対策等を背景とした、石油からガスへの転換により、大口の需要等は、辛うじて、増加傾向にあるものの、一方で、中越沖地震がガス事業経営に与えた影響は大きく、1月末の累計で見ますと、全体の販売料では、対前年比で4.1%の減少、収益でも、8.1%の減収となるなど、厳しい状況にあります。  今後も、大幅な営業利益の増加は見込めず、最優先で取り組まなければならない震災復旧に加え、老朽管や供給施設の更新等、災害に強いライフラインの整備や安全対策、原ガスの値上げ攻勢など、経費は、かさむ傾向にありますが、事務・事業の合理化、効率化に努めながら、安定供給・保安の確保と、さらなるお客様サービスの向上を目指してまいりたいと思います。  新年度予算は、対前年度比で、17.4%増の53億6,929万6,000円を計上してあります。  625ページ、予算書に従いまして、御説明申し上げますと、第2条は、業務の予定量であります。第1号の供給戸数3万340戸は、年度末の見込みであります。  第2号年間総供給量3,034万1,000立方メートルは、販売量の予定でございますが、地震災害の影響により、対前年度比7.7%減を見込んだものであります。  第3条は、収益的収入及び支出、すなわち、公営企業の一事業年度の経営活動に伴い発生する、すべての収入と、それに対応するすべての支出の予定額であります。  まず、収入から、御説明申し上げます。  第1款ガス事業収益は、対前年度比3.4%減の30億4,800万1,000円を計上いたしました。  内訳でございますが、第1項営業収益は、ガスの売上収入26億9,573万9,000円、第2項営業雑収益、これは、宅内工事に伴う受注工事の収益など2億2,267万1,000円、第3項営業外収益、これは、一般会計からの繰入金等でありますが、1億2,948万1,000円、第2項特別損益11万円であります。  次に、支出について申し上げます。  第1款ガス事業費用は、対前年比9.8%増の33億5,383万4,000円を計上いたしました。  内訳でございますけれども、第1項営業費用は、売上原価、職員の給与費、修繕費、委託料、現金支出を伴わない減価償却費など、合計で28億7,149万7,000円、第2項営業雑費用は、宅内工事に係る工事費など2億1,926万7,000円、第3項営業外費用は、支払利息等2億6,037万6,000円、第4項特別損失169万4,000円、第5項予備費100万円であります。  3条予算におきましては、収入と支出の差し引きで、3億583万3,000円の収入不足が生ずると見込んでおり、消費税などを除きます当年度純損失は4億745万7,000円になると見込んでおります。  次に、第4条にまいります。第4条は、施設の建設改良に関する投資的な収入・支出で、企業の将来の経営活動の基礎となり、収益に結びついていくものとなる資本的収入及び支出の予定額であります。
     まず、収入でありますが、第1款資本的収入は、対前年度比135.4%増の12億9,254万1,000円を計上いたしました。  内訳を申し上げますと、第1項企業債10億4,900万円、第2項導管移設補償料などの工事負担金で2億4,352万1,000円、第3項補助金1万円、次のページにまいりまして、第4項固定資産売却代金で1万円であります。  次に、支出でありますけれども、第1款資本的支出は、対前年度比42.2%増の20億1,546万2,000円を計上いたしました。  内訳を申し上げますと、第1項建設改良費16億5,082万3,000円、第2項開発費1,470万9,000円、第3項企業債償還金3億4,993万円であります。  4条予算におきましては、収入額が支出額に対して7億2,292万1,000円不足することになりますので、前のページの第4条、本文括弧書きにありますように、財源の補てんをしたいというものであります。  お戻りいただきまして、626ページの、第5条から第10条につきましては、それぞれ記載のとおりであり、特に御説明することはございません。  なお、本年度は災害復旧を優先に取り組むこととしておりますが、それを含めまして、具体的な事業の詳細等は、これから申し上げます、水道会計等も同じでありますけれども、予算に関する説明書をごらんをいただきたいというふうに思います。  次に、議第29号平成20年度水道会計予算について、御説明申し上げます。  667ページからになります。  水道事業も、ガス事業と同様、天候に左右されやすいという事業の特殊性を持っております。加えまして、少子高齢化に伴う世帯構成の変化とか人口の減少、節水型社会への移行などにより、給水量の逓減傾向に歯どめがかからない状況であるのに加えて、中越沖地震の影響もあって、1月末現在の累計で、有収水量は、対前年比12.4%減少しております。収益面につきましても、12.8%の減少となっております。  最優先で取り組まなければならない震災復旧に加え、老朽管対策や経年劣化する給水施設の更新等、施設整備の累増による固定資産除却費等の増によりまして、経営環境は、今後とも厳しさを増す一方であり、より一層、経営の合理化、効率化に努める努力が必要と思っております。  新年度予算でありますが、対前年比2.6%減の69億9,601万3,000円で編成をいたしました。  667ページの第2条、業務の予定量、第1号給水戸数4万817戸は、年度末の見込みであります。  第2号年間総給水量1,303万5,000立方メートルは、過去の実績を参考に、対前年度比1.7%減を見込んでおります。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額であります。  収入から、御説明申し上げます。  第1款上水道事業収益は、第1項営業収益、これは、上水道の売上収入でありますが、25億6,288万3,000円を初め、以下、各項に記載のとおり、合計で27億6,479万5,000円を計上いたしました。  第2款簡易水道事業収益は、合計で1億514万2,000円を計上しております。  上水道事業収益と簡易水道事業収益を合わせた収入の合計は、前年度比2.2%減の28億6,993万7,000円となります。  支出について申し上げます。  第1款上水道事業費用は、第1項の営業費用、これは、給水に要する費用でありますけれども、21億4,117万5,000円を初め、以下、各項に記載のとおり、合計で30億763万1,000円を計上いたしました。  一番下の、第2款簡易水道事業費用でありますけれども、合計で1億4,133万1,000円であります。  上水道事業費用と簡易水道事業を合わせた費用の支出合計は、対前年比10.8%増の31億4,896万2,000円となります。  3条予算において、収入・支出の差し引き2億7,902万5,000円の収入不足が生ずると見込まれ、消費税などを除く、当年度純損失は3億1,310万3,000円と見込んでるところであります。  なお、3条に戻っていただきまして、本文に「なお書き」というのがありますように、支出として、第1款第4項特別損失中、震災に係る臨時経費3,296万2,000円の財源に充てるため、企業債2,420万円を借り入れる予定であります。  戻っていただきまして、第4条に進みます。資本的収入及び支出の予定額であります。  収入でありますけれども、第1款資本的収入は、第1項企業債16億5,910万円を初め、各項に記載のとおり、対前年比8.4%減の計26億4,981万7,000円を計上いたしました。  次に、支出でありますが、第1款の資本的支出は、第1項建設改良費26億4,239万6,000円のほか、各項記載のとおり、対前年度比9.5%減の38億4,705万1,000円を計上いたしました。  4条予算におきましては、収入額が支出額に対して11億9,723万4,000円不足することになりますので、4条の本文括弧書きにありますとおり、財源補てんを講じたいというものであります。  第5条は、赤坂山浄水場プラントコントロールセンター更新事業及び過疎債を活用しての高柳簡易水道施設整備事業を、それぞれ2ヵ年継続で行うため、継続費を設定いたしたいというものであります。  次の、第6条から次ページの第11条までにつきましては、記載のとおりでありますので、説明は省略をさせていただきます。  次に、議第30号平成20年度工業用水道事業会計予算について、御説明申し上げます。  721ページになります。  工業用水道事業は、旧西山町当時、西山工業流通団地への企業誘致推進を目的として開始した事業であります。  現在の給水件数は1社であり、給水量の大幅な増強は期待できない状況の中で、本年1月1日から、基本料金及び超過料金の単価を引き上げさせていただきましたが、経営環境は、なお厳しい状況にあると言わざるを得ません。  新年度予算は、対前年比21.4%減の317万4,000円で編成いたしました。  721ページの第2条、業務の予定量は、ごらんのとおりであります。  第2号年間総給水量は販売の予定額でありますけれども、対前年度比で24.9%の増を見込んであります。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額であります。  収入でございますが、第1款工業用水道事業収益は、第1項営業収益、工業用水道売上収入92万5,000円ほか、合計で317万4,000円を計上してあります。  次に、支出でありますけれども、第1款工業用水道事業費用は、第1項営業費用309万9,000円ほか、合計で317万4,000円を計上いたしました。  3条予算におきましては、収入・支出、同額でありますけれども、消費税などを除きますと、7万5,000円の当年度純利益が見込まれるところでございます。  次の、第4条から第7条につきましては、説明は省略をさせていただきます。  続いて、議第31号平成20年度公共用下水道事業会計予算について、御説明申し上げます。  737ページをお開きください。  快適な生活環境を目指して整備を進めてきた当市は、平成18年度末現在、公共下水道、農業集落排水、合併処理浄化槽の汚水処理人口普及率は、合わせて95.2%に達しております。  しかし、反面、公共下水道事業は、昭和56年の供用開始から26年余が経過をした自然環境浄化センターへの改築・更新など、施設の老朽化に伴う維持管理に係る経費の増嵩が目立ってきております。  加えて、有収水量の増加を図るため、未接続世帯への加入促進に継続して取り組んではいるものの、水道事業と同様、人口の減少、節水型社会への移行、さらには、中越沖地震の影響により、1月末累計で対前年比、有収水量は9.3%の減、収益面についても、7.5%減少するなど、今後とも、経営状況の大幅な好転は期待できないと思われ、より一層、経営の合理化、効率化及び負担の適正化に努める必要があると認識をしております。新年度予算は、対前年度比9.1%減の55億4,569万5,000円で編成をいたしました。  737ページの第2条、業務の予定量であります。  第2号年間有収水量は販売量の予定でございます。対前年度比1.2%増を見込みましたが、これは、家庭用の新規接続、工業用等の伸びを見込んだものであります。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額であります。  まず、収入について、御説明申し上げます。  第1款下水道事業収益は、第1項営業収益、下水道使用料及び雨水負担金を合わせまして15億616万9,000円、ほか、記載のとおり、対前年度比0.2%減の29億5,845万7,000円を計上いたしました。  次に、支出でありますが、第1款下水道事業費用は、第1項営業費用、これは、下水処理に係る費用でありますけれども、合計で19億5,671万8,000円、以下、記載のとおりで、合計しますと、対前年度比0.5%減の30億647万8,000円を計上いたしました。  この結果、3条予算におきましては、収入・支出差し引き4,802万1,000円の収入不足が生じると見込んでおり、消費税などを除く、当年度純損失は5,783万3,000円となると見込んでいるところであります。  次に、第4条は、資本的収入及び支出の予定額であります。  収入でありますが、第1款資本的収入は、第1項企業債8億2,120万円ほか、記載のとおりでありまして、31.5%減の14億2,660万9,000円を計上いたしました。  支出についてでありますけれども、第1款資本的支出は、対前年度比17.5%減の25億3,921万7,000円を計上いたしました。  内訳は、次のページにまいりまして、第1項建設改良費6億490万2,000円、第2項企業債償還金19億3,431万5,000円であります。  前のページに戻っていただきまして、4条予算におきましては、収入額が支出額に対して11億1,260万8,000円不足することになりますので、やはり、本文括弧書きのとおり、財源措置を講じたいというものであります。  また、738ページに戻っていただきまして、第5条は、自然環境浄化センター受変電設備改築更新工事委託を2ヵ年継続で行うこととし、継続費を設定いたしたいというものであります。  第6条、企業債のうち、資本費平準化債は、取得した資産の減価償却費と起債元利償還金との差額を措置するため、平成16年度から起債をしているもの、下水道事業債(特別措置)は、平成18年度の地方財政措置の変更により、下水道事業資本費に占める雨水の割合が、7割から1割に改められたことに伴い、料金で回収できない汚水資本費に係る公費負担の一定分を起債により対応しているものであります。  第7条から、次のページ、第11条までにつきましては、説明は省略をさせていただきます。  最後になりますが、議第32号平成20年度農業集落排水事業会計予算について、御説明を申し上げます。  予算書では、775ページでございます。  農業集落排水事業につきましても、経営環境は公共下水道事業と同様であります。有収水量の増加を図るため、供用開始区域の砿大に伴い、末接続世帯への加入促進に継続して取り組んでおりますけれども、中越沖地震等の影響もありまして、1月末現在の累積有収水量は、対前年比で8.3%の減少、収入につきましても、4.1%の減少となっております。  平成20年度予算は、対前年比41.2%減の14億7,338万9,000円で編成をいたしました。  775ページ、第2条は、業務の予定量であります。  第2号の年間有収水量177万7,000立方メートルは、販売量の予定でございますが、これは、前年度比1.6%増といたしました。新規接続等の伸びを見込んだものであります。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額であります。  収入でありますけども、第1款農業集落排水事業収益は、第1項営業収益、これは、集落排水施設の使用料でありますけども2億7,797万3,000円、以下、記載のとおりで、対前年比1.4%増の7億8,989万2,000円を計上いたしました。  支出について申し上げますと、第1款農業集落排水費用は、第1項の営業費用、汚水処理に係る費用として6億1,713万6,000円、以下、記載のとおりで、対前年比0.8%増の8億9,689万9,000円を計上しております。  3条予算におきましては、収入・支出の差し引き1億700万7,000円の収入不足が生じると見込んでおり、消費税などを除く、当期純損失は1億1,100万4,000円と見込んでるところでございます。  第4条、資本的収入及び支出の予定額であります。  収入でありますけれども、第1款資本的収入は、第1項企業債5,940万円、以下、各項記載のとおりで、対前年度比73.2%減の3億7,977万4,000円を計上いたしました。  支出でありますけれども、第1款資本的支出は、対前年度比64.3%減の5億7,649万円を計上しております。  この減の理由は、震災復旧を優先するため、中川地区の集落排水設備工事事業を1年間延期したことに伴います、事業量の減によるものが主な理由であります。  4条予算におきましては、収入額が支出額に対して1億9,671万6,000円不足することになりますので、本文括弧書きに記載のとおり、やはり、財源補てん措置を講じたいというものであります。  次のページの、第5条から第9条につきましては、説明を省略をさせていただきます。  ガス水道局所管のガス・水道、工業用水道、公共下水道、農業集落排水の各事業につきましては、昨年の中越沖地震によって甚大な被害を受けた施設の復旧に多額な経費を要したこともあって、財政運営は極めて厳しい状況に置かれております。  当市の企業会計の財政運営におきましては、これまでも、一般会計からの繰り入れを受けてきているところでありますが、今後は、当分の間、これまでの繰り入れに加えて、災害復旧のための企業債償還に係る多額な繰り入れを要することになるわけであります。このことが逼迫する一般会計にとって、相当以上の負担になるいうことは必至であることから、企業会計側といたしましても、所管の各会計の財政健全化に向けて、何らかの道筋をつけるべきことが、20年度の重要な課題であるというふうに思っております。  今年度の各事業会計予算におきましては、今ほど説明申し上げましたように、工業用水道事業を除き、赤字予算を組まざるを得ない状況となりました。苦しい中ではありますけれども、職員一同、市民の重要な基本インフラの一翼を担ってるという気概を持って、本格復旧に取り組み、一日も早く、被災前以上の、より良いサービスができる環境を取り戻すことに精いっぱい努力するつもりでございますので、各位の御理解と御支援を賜りたいと思います。  以上、よろしく御審議のほど、お願いいたします。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 日程第34(議第33号) 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 日程第35(議第34号) 職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例 日程第36(議第35号) 市民会館設置及び管理に関する条例を廃止する条例 日程第37(議第36号) 税条例の一部を改正する条例 日程第38(議第37号) 使用済核燃料税条例の一部を改正する条例 日程第39(議第38号) 手数料条例の一部を改正する条例 日程第40(議第39号) 国民健康保険条例の一部を改正する条例 日程第41(議第40号) 国民健康保険税条例の一部を改正する条例 日程第42(議第41号) 国民健康保険給付等準備基金条例の一部を改正する条例 日程第43(議第42号) 休日急患診療所設置及び管理に関する条例及び診療所の使用              料及び手数料条例の一部を改正する条例 日程第44(議第43号) 後期高齢者医療に関する条例 日程第45(議第44号) ものづくり活性化センター設置及び管理に関する条例 日程第46(議第45号) 体育施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 日程第47(議第46号) 市営住宅条例の一部を改正する条例 日程第48(議第47号) 新潟県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数
                 の減少及び規約変更について 日程第49(議第48号) 公の施設の指定管理者の指定について(大田コミュニティセ              ンター及び二田コミュニティセンター) 日程第50(議第49号) 市道路線の認定について 日程第51(議第51号) 特別職の給与に関する条例の一部を改正する条例 日程第52(議第52号) 監査委員条例の一部を改正する条例 日程第53(議第53号) 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ ○議長(霜田 彰)  日程第34 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例から日程第53 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例まで、以上、20案を一括議題とします。  提案理由の説明を求めます。副市長。 ○副市長(若山正樹)  それでは、議第33号から議第49号まで及び議第51号から議第53号までについて、一括御説明申し上げます。  まず、議第33号について、申し上げます。  本案は、職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、地方公務員の育児休業に関する法律の一部を改正する法律が、昨年5月16日公布、同年8月1日から施行されたことに伴い、職員の育児短時間勤務等に関して条例で定めるべき事項について規定をいたしたいというものであります。  この育児短時間勤務制度とは、小学校就学前の子を養育するために、勤務時間及び勤務日を短縮した勤務の形態を設定し、その時間帯に勤務することができる制度であります。  なお、附則において、育児短時間勤務制度導入に伴い、職員の勤務時間、休暇等に関する条例など、関係する条例の一部改正を行いたいというものであります。  次に、議第34号について、御説明申し上げます。  本案は、職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、御山荘の民営化に伴い、御山荘処遇職員に適用される特殊勤務手当を削除いたしたいというものであります。  次に、議第35号について、御説明申し上げます。  本案は、市民会館設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定についてであります。  これは、昨年7月に発生いたしました、中越沖地震により大きな被害を受け、使用不能となった大ホールについて復旧を断念したこと、また、集会棟については、市の庁舎として使用することといたし、本条例を廃止いたしたいというものであります。  次に、議第36号について、申し上げます。  本案は、税条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、中越沖地震による新増築家屋調査入力のおくれ、滅失家屋処理件数が膨大などの理由により、課税に係る入力処理期限に間に合わないことから、平成20年度固定資産税及び都市計画税に係る第1期の納期を、4月から6月に変更いたしたいというものであります。  次に、議第37号について、御説明申し上げます。  本案は、使用済核燃料税条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、平成20年度に使用済核燃料税の施行日である、平成15年9月30日から5年を経過することとなりますけれども、原子力発電所周辺の安全体制・防災体制を一層確かなものにすることはもちろん、今後、相当、長期にわたって、原子力発電所とともに共生していくこととなる、当地域のさらなる振興など、地域のイメージ向上に向けた新たな財政需要に対応するため、これらの財政需要に充当するという使用済核燃料税条例の創設の目的が、いまだ達成されているとは言いがたいこと、また、制定附則で、5年をめどとして、必要な措置を講ずると規定しておりますが、5年目以後については、言及されていないため、5年ごとに検討が行えるように、制定附則の一部改正をしたいというものであります。  次に、議第38号について、申し上げます。  本案は、手数料条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、住民基本台帳法及び戸籍法の一部改正に伴い、別表、市民生活部関係の表に係る手数料に引用している、当該法律の条項に所要の改正を加えたいというものであります。  次に、議第39号について、御説明申し上げます。  本案は、国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、後期高齢者医療制度の創設や一部負担割合の見直しなど、国の医療制度改革に伴い、所要の改正を行いたいというものであります。  具体的には、乳幼児に対する一部負担割合軽減措置を3歳未満から未就学児に拡大、そして、70歳以上でかつ、一定未満の所得者層に対する一部負担割合を1割から2割に変更、葬祭費支給に係る医療保険と併給調整事項の追加及び、保健事業における特定健診事業の義務化などの改正であります。  次に、議第40号について、申し上げます。  本案は、国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  国の医療制度改革を受けた地方税法の一部改正に伴い、本年4月1日から施行となる事項などを追加するため、所要の改正を行いたいというものであります。  具体的には、後期高齢者支援金等課税額の創設、税率改正、65歳以上の被保険者のみの世帯に対する年金からの特別徴収の開始、特別徴収と普通徴収の均衡等を図るための期別最小税額の改正を行いたいというものであります。  次に、議第41号について、申し上げます。  本案は、国民健康保険給付等準備基金条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、後期高齢者医療制度の創設に伴い、国民健康保険の新たな支出となる後期高齢者支援金について不足が生じた場合に基金の一部、または、全部を処分できるよう、所要の改正を行いたいというものであります。  次に、議第42号について、御説明申し上げます。  本案は、休日急患診療所設置及び管理に関する条例及び診療所の使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  休日急患診療所設置及び管理に関する条例については、診療所の使用料及び手数料条例の規定を引用することにより、条例改正漏れを防止したいとともに、診療所の使用料及び手数料条例については、老人保健法が本年4月に、高齢者の医療の確保に関する法律に名称が改正されることなどから、所要の改正を行いたいというものであります。  次に、議第43号について、御説明申し上げます。  本案は、後期高齢者医療に関する条例の制定についてでございます。  これは、本年4月1日実施の後期高齢者医療制度に伴い、関係法令及び新潟県後期高齢者医療広域連合の条例に定めがあるもののほか、市町村が行う後期高齢者医療の事務に関して、広域連合の構成市町村において条例の制定が必要なことから、本条例を提出いたしたいというものであります。  条例の概要について、申し上げます。  第1条は、趣旨、第2条は、市において行う事務、第3条は、保険料を徴収すべき被保険者、第4条は、普通徴収に係る納期及び納付額、第5条は、督促状、第6条は、延滞金、第7条は、委任、第8条から第10条までは、罰則について、それぞれ規定をいたしております。  次に、議第44号について、申し上げます。  本案は、ものづくり活性化センター設置及び管理に関する条例の制定についてであります。  これは、新潟県から起業化センターの譲与を受け、地域工業の技術の高度化や研究開発を推進することにより、本市経済の発展と市民生活の向上に資するため、ものづくりに関する産業の振興及び産学官連携の拠点施設として、ものづくり活性化センターを設置することから、本条例を設置いたしたいというものであります。  条例の概要について、申し上げます。  第1条は、目的及び設置、第2条は、名称及び位置、第3条は、事業、第4条は、職員、第5条は、使用の許可、第6条は、使用許可の取消等、第7条は、使用料、第8条は、使用料の減免、第9条は、使用料の還付、第10条は、使用者の義務、第11条は、使用者の費用負担、第12条は、原状回復、第13条は、損害賠償、第14条は、権利譲渡等の禁止、第15条は、委任について、それぞれ規定をいたしております。  それでは、議第45号について、申し上げます。  本案は、体育施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、西山総合体育館内にある、第1・第2ミーティング室棟を改修して、本年4月から大田コミュニティセンターに用途変更するため、当該規定を削除いたしたいというものであります。  次に、議第46号について、御説明申し上げます。  本案は、市営住宅条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、県においては、県営住宅について暴力団排除に係る措置を規定した一部改正条例を2月定例会に提出することから、県営住宅と市営住宅を合わせて管理している本市においても、公営住宅としての一体的な管理が必要なため、暴力団排除に係る措置を本条例に規定いたしたいというものであります。  次に、議第47号について、御説明申し上げます。  本案は、新潟県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約変更についてであります。  これは、本年4月1日付で村上岩船地域の5市町村が廃置分合することに伴い、本広域連合を組織する地方公共団体の数が減少すること、これにより、規約に規定されている議員定数を35人から31人に変更すること及び、本広域連合の運営に関する重要事項を審議するため、関係市町村で組織する市町村長協議会を設置することから、規約を変更する必要があるため、御議決をいただきたいというものであります。  次に、議第48号について、御説明申し上げます。  これは、大田コミュニティセンター及び二田コミュニティセンターが本年4月に開館することに伴い、大田地区コミュニティ振興協議会、二田地区コミュニティ振興協議会をそれぞれ指定管理者に指定し、その管理を行わせたいというものであります。  なお、指定の期間は、本年4月1日から、既に指定を行っている旧柏崎市のコミュニティセンターの指定期間の終期に合わせて、平成27年3月31日までの7年間といたしたいというものであります。  次に、議第49号について、御説明申し上げます。  本案は、市道路線の認定についてであります。  柏崎3-109号線は、町内会長の申請によるものであり、住民生活道路として重要な路線であるため、認定する路線であります。  柏崎入乃島線は、県道門出石黒線改良に伴い発生する旧道部分の移管を受けるため、認定する路線であります。  柏崎9-272号線は、柏崎フロンティアパーク造成に伴い、認定する路線であります。  次に、議第51号について、御説明申し上げます。  本案は、特別職の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、中越沖地震によって大きな被害を受けた本市の復旧・復興に、全市を挙げて取り組んでいるところでありますが、市長を初め、副市長、収入役及び教育長が市民の先頭に立って、市民とともに、引き続き、復興行政を推進していくことを目的として、本年4月から平成22年3月までの2年間、給料の10%削減いたしたいというものであります。  なお、附則において、退職手当の算定の基礎となる給料月額は、減額前の給料月額とすることを規定いたしております。  次に、議第52号について、御説明申し上げます。  本案は、監査委員条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。  これは、昨年6月に地方公共団体の財政の健全化に関する法律が公布され、地方公共団体の長は、毎年度、前年度の決算書の提出を受けた後、健全化判断比率、具体的には実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率及び将来負担比率を監査委員の審査に付し、その意見を付した上で議会に報告をし、公表することとされましたが、当該規定は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の一部の施行期日を定める政令が昨年12月に公布され、本年4月1日から施行されることとなりました。これに伴い、本条例の決算等の審査について規定している第8条に、所要の改正を加えたいというものであります。  最後になりますが、議第53号について、申し上げます。  本案は、職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  これは、先ほど、議第51号で御説明申し上げました提案理由と同様でありますが、中越沖地震によって大きな被害を受けた柏崎市の復興に向けて、市民とともに歩むという基本的な考えのもと、職員の給料3%を2年間削減いたしたいというものであります。  また、管理職につきましては、給料の削減とあわせまして、管理職手当10%を2年間削減することとしており、これは、給料等に関する規則の一部改正で対応してまいりたいと考えております。  なお、附則において、退職手当の算定の基礎となる給料月額は、減額前の給料月額とすることを規定いたしております。  以上でありますが、何とぞよろしく御審議をいただきますよう、お願いを申し上げます。         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ ○議長(霜田 彰)  以上で本日の日程は、全部終了しました。  お諮りします。  議事の都合により、2月26日から2月29日の4日間は、休会にしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、2月26日から2月29日の4日間は、休会とすることに決定しました。  本日は、これで散会します。                午後 4時15分 散会  ───────────────────────────────────────
                  総務常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたから、会議規則第103条の規定により報告します。                    記        │                          │  事件の番号 │     件              名     │議決の結果 ───────┼──────────────────────────┼─────  議第 3号 │ 平成19年度一般会計補正予算(第12号)のうち、 │原案可決        │ 歳入全款、歳出2款、4款2項、9款、12款、並び │        │ に第2表、第3表、第4表             │  議第 8号 │ 平成19年度土地取得事業特別会計補正予算(第1号)│原案可決  議第13号 │ 土地開発基金条例の一部を改正する条例       │原案可決  議第14号 │ 公共施設管理基金条例を廃止する条例        │原案可決  議第15号 │ 電源立地地域整備基金条例             │原案可決  議第16号 │ 地区集会施設設置及び管理に関する条例の一部を改正 │原案可決        │ する条例                     │  議第18号 │ 契約の締結について(ごみ処理場本煙突建設工事)  │原案可決  議第19号 │ 契約の締結について(柏崎市陸上競技場災害復旧工事)│原案可決  議第50号 │ 財産の取得について(移動通信用無線通信設備)   │原案可決        │                          │    審査月日      平成20年 2月22日    出席委員  7人       欠席委員  1人                              平成20年 2月22日   柏崎市議会議長  霜 田   彰 様                      総務常任委員長  矢 部 忠 夫         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~               厚生常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたから、会議規則第103条の規定により報告します。                    記        │                          │  事件の番号 │     件              名     │議決の結果 ───────┼──────────────────────────┼─────  議第 3号 │ 平成19年度一般会計補正予算(第12号)のうち、 │原案可決        │ 歳出3款、4款1項、11款4項          │  議第 4号 │ 平成19年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第 │原案可決        │ 4号)                      │  議第 5号 │ 平成19年度老人保健特別会計補正予算(第4号)  │原案可決  議第 6号 │ 平成19年度介護保険特別会計補正予算(第3号)  │原案可決  議第 7号 │ 平成19年度新潟県立こども自然王国管理運営事業特 │原案可決        │ 別会計補正予算(第3号)             │  議第17号 │ 介護保険条例の一部を改正する条例         │原案可決        │                          │    審査月日      平成20年 2月22日    出席委員  7人       欠席委員  0人                              平成20年 2月22日   柏崎市議会議長  霜 田   彰 様                      厚生常任委員長  入 沢 徳 明         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~              文教経済常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたから、会議規則第103条の規定により報告します。                     記        │                          │  事件の番号 │     件              名     │議決の結果 ───────┼──────────────────────────┼─────  議第 3号 │ 平成19年度一般会計補正予算(第12号)のうち、 │原案可決        │ 歳出5款、6款、7款、10款、11款1項、同3項、│        │ 同5項                      │        │                          │    審査月日      平成20年 2月21日    出 席 委 員   8人     欠 席 委 員   0人                              平成20年 2月21日   柏崎市議会議長  霜 田   彰 様                    文教経済常任委員長  飯 塚 寿 之         ~~~~~~ 〇 ~~~~~~ 〇 ~~~~~~              建設企業常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたから、会議規則第103条の規定により報告します。                     記        │                          │  事件の番号 │     件              名     │議決の結果 ───────┼──────────────────────────┼─────  議第 3号 │ 平成19年度一般会計補正予算(第12号)のうち、 │原案可決        │ 歳出8款、11款2項               │  議第 9号 │ 平成19年度ガス事業会計補正予算(第5号)    │原案可決  議第10号 │ 平成19年度水道事業会計補正予算(第5号)    │原案可決  議第11号 │ 平成19年度公共下水道事業会計補正予算(第6号) │原案可決  議第12号 │ 平成19年度農業集落排水事業会計補正予算(第5号)│原案可決        │                          │    審査月日      平成20年 2月21日    出 席 委 員   7人     欠 席 委 員   0人                              平成20年 2月21日   柏崎市議会議長  霜 田   彰 様                    建設企業常任委員長  五十嵐 直 樹 ───────────────────────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する     柏崎市議会議長   霜  田     彰     署名議員      飯  塚  寿  之
        署名議員      丸  山  敏  彦...